「姑息(こそく)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「姑息(こそく)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「姑息」の意味をスッキリ理解!

姑息(こそく):その場しのぎの、一時的な対応

「姑息」の意味を詳しく

「姑息」は、誤用されることが非常に多い熟語です。「その場しのぎの、一時的な対応」を意味していますが、多くの人は「卑怯な」という意味だと誤解しています。

これは、本来の意味が「その場だけの間に合わせ」であることから生じた誤用です。問題を根本的に解決しようとせず、取り繕うことは、卑怯で正々堂々としていないとも捉えられますね。これを原因として「姑息」を誤用してしまう人が、非常に多いというわけです。

あくまでも、本来は「その場しのぎの、一時的な対応」という意味の熟語です。「卑怯な」といった意味で使うことは誤用であるため、注意しましょう。

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「姑息」の使い方

  1. 姑息な手段を使うのでは、本当に問題を解決したとは言えないだろう。
  2. 姑息的治療で、上手に病気と付き合っていくことに決めた。
  3. 因循姑息(いんじゅんこそく)なやり方を続けていては、いつかこの会社は倒産する。

①の「姑息な手段」というのは、決して「卑怯な手段」を意味するものではありません。また。②の「姑息的治療」という言葉は、医療の現場で、完治ではないものの、より良い生活を目的として施される治療を指します。

どちらの用法も、「姑息」の意味を正しく理解していることが求められます。

③の「因循姑息」は、「古い習慣をそのままに、その場しのぎで物事を進める」ということを意味する四字熟語です。

「姑息」の語源

「姑息」は古代中国の儒学者がまとめた、『礼記(らいき)』という書物に登場します。この中の、「檀弓(だんぐう)」という篇に「君子之愛人也以徳、細人之愛人也以姑息」という部分があるのです。

これは、「君子の人を愛するや徳を以って(もって)し、細人(さいじん)の人を愛するや姑息を以ってす」と書き下されます。現代語では、「君子は徳にかなうようにして人を愛し、小人は目さきの感情で人を愛する」という意味になります。

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「姑息」の類義語

姑息には以下のような類義語があります。

  • 糊塗(こと):一時しのぎで、その場を取り繕うこと
  • 弥縫(ひぼう):失敗や欠点を取り繕うこと
  • 臨時(りんじ):一時的であること
  • 暫定(ざんてい):仮に定めること
「臨時」や「暫定」は、一時的であるという点で「姑息」と意味が類似しています。ただ、「姑息」の場合は「本来はもう少し手を施すべきだが、一時的に間に合わせている」という否定的なニュアンスがあります。

「姑息」の英語訳

姑息を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • makeshift
    (間に合わせの)
  • stopgap
    (一時しのぎの)
  • temporizing
    (その場を繕うこと)
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まとめ

以上、この記事では「姑息」について解説しました。

読み方 姑息(こそく)
意味 その場しのぎの、一時的な対応
語源 「礼記」の「檀弓」
類義語 糊塗、弥縫、臨時など
英語訳 makeshift(間に合わせの)など

誤用が非常に多いのが、この「姑息」という熟語です。きちんと正しい意味を理解し、誤った使い方をしないようにしましょう。

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