故事成語「琴瑟相和す」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「琴瑟相和す(きんしつあいわす)」です。

「琴瑟相和す」の意味、例文、由来、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「琴瑟相和す」の意味をスッキリ理解!

琴瑟相和す(きんしつあいわす):夫婦の仲がきわめて仲睦まじいことのたとえ

「琴瑟相和す」の意味を詳しく

「琴瑟相和す」とは、夫婦の仲がきわめて仲睦まじいことのたとえです。

ちなみに、「」は、普通7弦で右手で弾く楽器です。

また、「」は琴に似た楽器であり、普通25弦で両手で弾きます。

そして、「琴瑟相和す」は琴と瑟を一緒に弾いたとき、その音がよく合うことから生まれた故事成語です。

 

ちなみに、夫婦に対して使われることが普通ですが、兄弟や友人との仲がいいことを表すときに用いられることもあります。

そして、「琴瑟相和(きんしつそうわ)」と表記されることもあります。

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「琴瑟相和す」の例文

  1. 彼と彼女は琴瑟相和す夫婦だと言われている。
  2. 私の両親はいつもケンカしていて、琴瑟相和すとは言えない夫婦だった。
  3. 琴瑟相和す両親と、得難い友達に恵まれて、私は恵まれた幼少期を過ごした。

「琴瑟相和す」の由来

「琴瑟相和す」の出典は『詩経(しきょう)』です。

この本の中に「妻子好く合うこと琴瑟を鼓するが如し(さいしよくあうこときんしつをこするがごとし)」という表現が出てきます。

この言葉は「妻子が仲睦まじいことは琴と瑟が相和するようなものである」という意味を表しています。

つまり、もともとこと言葉は夫婦ではなく、母と子が仲睦まじいことを表していたのです。

『詩経』

『詩経』とは中国最古の詩集です。

当時歌われていた童謡などを孔子が編纂したと言われています。

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「琴瑟相和す」の類義語

「琴瑟相和す」には以下のような類義語があります。

  • 琴瑟調和(きんしつちょうわ)
  • 琴瑟之調(きんしつのしらべ)
  • 琴瑟之和(きんしつのわ)
  • 琴瑟相楽しむ(きんしつあいたのしむ)
  • 関関雎鳩(かんかんしょきゅう)
  • 比翼連理(ひよくれんり)

「琴瑟相和す」の対義語

「琴瑟相和す」には以下のような対義語があります。

  • 琴瑟調わず(きんしつととのわず)
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「琴瑟相和す」の英語訳

「琴瑟相和す」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • to be happily married
    (幸せな夫婦)
  • to go together like two zithers
    (2つの琴のように調和する)

まとめ

以上、この記事では「琴瑟相和す」について解説しました。

読み方 琴瑟相和す(きんしつあいわす)
意味 夫婦の仲がきわめて仲睦まじいことのたとえ
由来 『詩経』の「妻子好く合うこと琴瑟を鼓するが如し」という言葉から
類義語 琴瑟調和、関関雎鳩、比翼連理
対義語 琴瑟調わず
英語訳 to be happily married
(幸せな夫婦)

「琴瑟相和す」はとてもポジティブな言葉だったんですね。

この故事成語が日常会話で使われることはあまりないかもしれません。

しかし、仲のいい夫婦に出会ったときには、この言葉を思い出してみてもいいかもしれません。

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