四字熟語「鬼面仏心(きめんぶっしん)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「鬼面仏心(きめんぶっしん)」です。

言葉の意味・使い方・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「鬼面仏心」の意味をスッキリ理解!

鬼面仏心(きめんぶっしん):外見が恐ろしくても、実際には優しい心をもっていること

「鬼面仏心」の意味を詳しく

「鬼面仏心」は「鬼面」と「仏心」の2つの熟語から成り立ちます。

まず、「鬼面」は「鬼(おに)の顔」を表します。

鬼とは、日本の伝説に登場する怪物です。一般的に、鬼は人々を脅したり、危害を加えたりしますね。ですから、鬼は恐ろしさの象徴といえます。

つまり、「鬼面」は「恐ろしい顔」のたとえなのです。

 

「仏心」は、「仏(ほとけ)の心」を表します。

「仏」は、仏教において、人々の理想や信仰の対象になる存在です。このため、「仏」は優れた人物や善良な人物のたとえとして使われます。

ですから、「鬼面仏心」は「外見は恐ろしいが、実際には心優しいこと」という意味になります。

スポンサードリンク

「鬼面仏心」の使い方

  1. 祖父は滅多に笑わないので、近寄りがたい。しかし、実際には思いやりのある人物である。まさに鬼面仏心だ。
  2. この絵本に登場する魔女の外見は、とても恐ろしい。しかし、物語を読み進めるうちに、彼女が鬼面仏心にすぎず、実は心優しいキャラクターであることがわかる。
  3. あの先生はいつも険しい表情をしているが、鬼面仏心、生徒にとても優しい。

基本的に、「鬼面仏心」は「鬼面仏心だ」というかたちで使われます。しかし、3つ目の例文のように、単独で文の途中に挿入する場合もあります。

「鬼面仏心」の対義語

「鬼面仏心」には以下のような対義語があります。

  • 人面獣心(じんめんじゅうしん):平然とした表情をしていながら、心の中では残酷なことを考えていること。

「鬼面仏心」は、「鬼のように恐ろしい外見でありながら、仏のような優しい心をもつ」ということを表しますね。一方、「人面獣心」は「いかにも普通の人のような外見でありながら、獣(けもの)のような冷たい心をもつ」ということを表します。

つまり、「鬼面仏心」と「人面獣心」を比べると、「鬼」と「人」、「仏」と「獣」がそれぞれ対(つい)の関係になっているのです。

ですから、両者は正反対の意味をもつことがわかります。

スポンサードリンク

「鬼面仏心」の英語訳

「鬼面仏心」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • having a stern face but a tender heart
    (恐ろしい顔でいながら、柔らかな心をもつ)

まとめ

以上、この記事では「鬼面仏心」について解説しました。

読み方 鬼面仏心(きめんぶっしん)
意味 外見が恐ろしくても、実際には優しい心をもっていること
対義語 人面獣心
英語訳 having a stern face but a tender heart(恐ろしい顔をしていながら、柔らかな心をもつ)

たとえ親切な気持ちを抱いていても、いつも険しい表情をうかべているようでは、印象が悪くなってしまいます。

優しさを相手に伝えるためには、態度や顔つきに表すことが大切ですね。

スポンサードリンク