「確信(かくしん)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「確信(かくしん)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「確信」の意味をスッキリ理解!

確信(かくしん):かたく信じて疑わないこと

「確信」の意味を詳しく

「確信」とは、かたく信じて疑わないことという意味です。

単に「信じている」と言うとき、「信じている」度合いや程度には幅があります。「確信」は、一切疑う余地なく、完全に信じている状態をさします。

そのため、少しでも疑いが残っていて、信じきれていない場面では用いません。

また、その状態であることが当たり前であると心から思っているために、あえて口に出して表明したり、確かめたりする必要がないことを「確信」している状態と言えます。

「確信犯」とは
「確信」を使った日常的に用いられる熟語に「確信犯」があります。

「確信」の意味は、「かたく信じて疑わないこと」であるため、「確信犯」の本来の意味は、「自分の行動が正しいと思い込んで行う、悪意のない犯罪行為」です。

しかし、最近では「悪事をはたらいていることを理解しながらも行う犯罪行為」という意味で「確信犯」が使用されています。本来、この意味は誤用ですが、頻繁に使われるようになっています。

日常レベルのいたずらなどでも、相手が嫌な気持ちになることをわかっていていたずらをする人を「確信犯」と呼ぶことがあります。

「確信」の使い方

  1. 試合中に相手との点数差が開いたことで、私は勝利を確信した。
  2. その説が本当なのか私には確信がありません。
  3. この国の未来が明るいことは確信できる。

「確信」の代表的な使い方は「確信する」です。疑うことなく信じている状況で用います。①の例文のように、「勝利を確信する」などの言い回しで用いることが多いです。

逆に「確信できない」「確信がない」などと表現すると、強く信じることができない状況を意味します。「確信」するまでに至っておらず、その過程にまだ不安要素が残っている状態で用います。

「確信がない」状態から「確信する」状態へと変化することは、「確信に変わる」と表現します。残っていた不安要素が払拭され、強く信じることができた際に用います。

「確信」の語源

「確信」を構成する漢字の意味はそれぞれ以下の通りです。

  • :たしかに、かたく
  • :人が言明したことをどこまでも押し通す

上記の漢字の成り立ちから「かたく信じて疑わないこと」という「確信」の意味が想像できます。

「確信」の類義語

「確信」には以下のような類義語があります。

  • 信念:正しいと強く信じている心
  • 主張:自分の意見を強く言い張ること
  • 見解:物事に対する考え方や評価
  • 意見:ある問題についての考え
  • 主観:物事を認識する働き

自分自身の中で正しいと思っていることやその内容が「確信」の類義語として挙げられます。

「確信」の対義語

「確信」には以下のような対義語があります。

  • 疑念:本当かどうかと疑うこころ
  • 危惧:悪い結果になりはしないかと恐れること

疑いが残っている状況や、100%信じることができずに不安を感じている状況を示す熟語が「確信」の対義語に当てはまります。

「確信」の英語訳

「確信」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • conviction
    (確信・信念)

“with conviction”で「確信を持つ」という意味になります。

「確信する」であれば、 “sure of”, “convinced of”, “certain of” などの表現が用いられます。

以下が例文です。

例文
  • I am convinced that he will succeed.(彼が成功すると確信している。)

まとめ

以上、この記事では「確信」について解説しました。

読み方確信(かくしん)
意味かたく信じて疑わないこと
語源「かたく」「人が言明したことをどこまでも押し通す」の漢字から
類義語信念、主張、見解など
対義語疑念、危惧など
英語訳conviction

「確信」は、日常的に口語で用いられる熟語です。正しい意味と使い方を改めて確認しましょう。