「定石(じょうせき)」とは?意味や使い方をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「定石(じょうせき)」です。
言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「定石」の意味をスッキリ理解!

定石(じょうせき):物事を行う手法のなかで、昔から最善だとみなされてきた定番の方法。

「定石」の意味を詳しく

「定石」とは「物事を行う手法のなかで、昔から最善だとみなされてきた定番の方法」を意味する熟語です。

この熟語の読み方は「じょうせき」であって、「ていせき」ではありません。間違えやすい読み方でもあるので、注意しましょう。

また、「定石」はもともと囲碁の専門用語でした。その文脈での「定石」は、「昔から研究されてきて最善とみなされた、決まった石の打ち方」を意味します。

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「定石」の使い方

  1. 定石通りに物事を運べば、必ず成功するはずだ。
  2. こういった出来事に直面した場合には、むやみに行動せずじっとしているというのが定石だ。
  3. 定石を踏んでいるだけでは、今回のタイトル戦を勝ち抜くのは難しいかもしれない。
❶と❷の例文では、「定石」は「物事を行う手法のなかで、昔から最善だとみなされてきた定番の方法」という意味で使われています。一方、「囲碁において、昔から研究されてきて最善とみなされた、決まった石の打ち方」の意味で使われている例が、❸の文章です。

「定石」の語源

「意味を詳しく」の部分でも触れたように、「定石」という熟語はもともと囲碁の世界での専門用語でした。

囲碁では、対戦する者同士が互いに最善だとされる石の打ちかたをした際に、必ず現れる石の並びがあります。この一連のやりとりを「定石」といい、その数は3000ほどになるとされています。

これらの定石は、様々な辞典などにまとめられています。それらのなかで、最も権威があるものとしては鈴木為次郎の『囲碁大辞典』が挙げられます。

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「定石」の類義語

定石には以下のような類義語があります。

  • 定法(ていほう):決まった法則、いつものやりかた
  • 王道(おうどう):安易で成功につながる方法
  • 常例(じょうれい):いつものならわし
  • 定跡(じょうせき):将棋における定石
「定跡」は「囲碁において、昔から研究されてきて最善とみなされた、決まった石の打ち方」という意味での「定石」の、将棋の場合の用語です。将棋は駒を動かし、その動きを示すことから「跡」という漢字が用いられています。

「定石」の対義語

定石には以下のような対義語があります。

  • 奇手(きしゅ):意表をついた、奇抜な手法
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「定石」の英語訳

定石を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • standard tactics
    (標準的なかけひき)
  • established tactic
    (確立された戦い方)
  • a generally observed formula
    (一般によくみられる方法)
a generally observed formula は比喩的な表現になります。

まとめ

以上、この記事では「定石」について解説しました。

読み方定石(じょうせき)
意味物事を行う手法のなかで、昔から最善だとみなされてきた定番の方法。
語源囲碁の専門用語から。
類義語定法、王道、常例など
対義語奇手
英語訳established tactic(確立された戦い方)など

「定石」は日常生活でもよく目にする熟語ですが、その語源を知っている人は少ないものです。囲碁の「定石」と将棋の「定跡」の違いを知っていると、周りに差をつけられます。

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