「潤沢」の意味とは?使い方から対義語や類義語や英語まで例文付きで

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「潤沢(じゅんたく)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

☆「潤沢」をざっくり言うと……

読み方潤沢(じゅんたく)
意味うるおっていること、たくさんあること
類義語十分、多量、豊富
対義語枯渇、不足、皆無など
英語訳moist(うるおっている)

「潤沢」の意味をスッキリ理解!

潤沢(じゅんたく):うるおっていること、たくさんあること

「潤沢」の意味を詳しく

「潤沢」とは、うるおいがあったり物がたくさんあったりする様子を表す言葉です。

 

「潤」という字には「うるおい」「利益」などの意味があります。

「うるおい」には、「水分が多く含まれている」という意味の他に「金銭面での余裕がある」「豊かである」という意味もあります。「潤沢」の場合には、どちらの意味でも使われます。

また、「沢」という字にも「うるおい」という意味があります。この場合も、「水分が多い」「豊かである」という両方の意味が含まれています。

「潤沢」の使い方

  1. 彼女の潤沢な瞳を見て、私は一目惚れをしてしまったようだ。
  2. この計画には潤沢な資金が用意されているから、多少失敗してもどうにかなるよ。

上記の例文のように、「潤沢」は「瞳」や「資金」などうるおいを持つものと結びついて使われます。

①の例文では、「彼女の瞳」がうるおっている様子を「潤沢」という言葉で表現しています。

②の例文では、「資金」が計画を進めるために必要な量を超え、たくさん用意されていることに対して「潤沢」という言葉が使われています。

「潤沢な」という形で使われることが多いですが、「潤沢に用意されている」「資金は潤沢である」などといった形で使われることもあります。

「潤沢」の類義語

潤沢には以下のような類義語があります。

  • 十分:必要な量に足りていること
  • 多量:量が多いこと
  • 豊富:量などがゆたかにあること

「十分」とは、最低限必要な分の基準を越え、物などが不足なくある状態のことです。

「多量」は量が多いことを指します。「十分」よりももっと多い印象を与えます。「出血多量」「多量の雨」など、単に量が多いという場面で使われます。

それなりに量があるという場合には「十分」、かなり量があるという場合には「多量」と使い分けましょう。

「豊富」も量などが多いことを表す言葉です。こちらも「十分」よりさらにたくさん物などがあるときに使われます。「潤沢」「多量」は単に量が多いときにしか使われませんが、「豊富」は種類の多さなどといった基準にも使えます。

「潤沢」の対義語

潤沢には以下のような対義語があります。

  • 枯渇(こかつ):水分がなくなること
  • 不足(ふそく):必要な量に足りないこと
  • 皆無(かいむ):ほんの少しもないこと
  • 払底(ふってい):物がすっかりなくなること

「枯渇」は、もともとあった水分が枯れてなくなってしまうことです。また、「資源などがなくなる」という意味もあります。

「潤沢」の「水分が多く含まれている」「豊かである」両方の意味に対応する言葉です。

 

「不足」「皆無」「払底」は、どれも「水分」というニュアンスを持ちませんが、「豊かである」という意味に対して反対の意味になります。

「不足」は、ものや人材などが足りないという状況のときに使われます。「少しだけ足りない」というときから「もうほとんどない」というときまで、広く「足りない」という場面で使うことができます。しかし、「不足」を使った表現は、「まったくない」というニュアンスには適しません。

 

それに対し、「まったくない」という場合には「皆無」「払底」という言葉が使えます。

「皆無」には「ほんの少しもない」という意味があります。また、「払底」は「物がすっかりなくなる」という意味です。

「皆無」は「最初からない」という印象が強い一方で、「払底」には「もともとはあったがなくなってしまった」というニュアンスがあります。

「足りないが少しはある」という場合は「不足」「最初から少しもない」という場合には「皆無」「もともとはあったが今は少しもない」という場合には「払底」という具合に使い分けていきましょう。

「潤沢」の英語訳

潤沢を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • moist
    (うるおっている)
  • ample
    (十分な)
  • abundant
    (豊富な)

瞳や肌などがうるおっている場合にはmoistを使います。moistの指す「うるおう」には、「豊富である」という意味はないので注意が必要です。

また、ampleには「十分な」、abundantには「豊富な」という意味があります。

「潤沢」の程度によって使い分けましょう。

まとめ

以上、この記事では「潤沢」について解説しました。

読み方潤沢(じゅんたく)
意味うるおっていること、たくさんあること
類義語十分、多量、豊富
対義語枯渇、不足、皆無など
英語訳moist(うるおっている)

うるおいのある生活には誰もが憧れるものですが、資源などは無駄にせずに生きていきたいですね。