「備忘録(びぼうろく)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「備忘録(びぼうろく)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳・日常的に備忘録をつけることのメリットについてわかりやすく解説します。

「備忘録」の意味をスッキリ理解!

備忘録(びぼうろく):忘れることに備えて用件などを書き留めた冊子などのこと

「備忘録」の意味を詳しく

備忘録とは、後に必要となる可能性のある事柄を、忘れないように書き留めた帳面のことです。硬い言葉であり、文章や改まった会話で使用されます。

一般に備忘録は冊子や手帳など、複数ページが存在するものを指します。しかし、手帳やノート以外にも、スマホやパソコンのメモ帳、ブログなどに忘れてしまうことに備えて何かを書き記した場合、それらを備忘録と呼ぶこともあります。

 

備忘録は自分が忘れないために書くものであるため、書き方に決まった形式はありません。しかし、会議などで議事録として使われる際には、内容の他にも日付や会議の名前が書かれることが多いです。

また、備忘録は忘れることに備えて書き留めた手帳自体のことを指すため、書いた内容などは備忘録とは呼びません。

備忘録を忘備録と書く人がいますが、本来は誤用です。しかし、使用する人が多いことなどから現在では「忘備録」が使われることが普通になっています。

「備忘録」の使い方

  1. 今の会話の内容を忘れないように備忘録に残す。
  2. 備忘録を日記の簡易版のように使う。
  3. この前の会議の内容は備忘録に書いてあったはずだ。

「備忘録」は「メモ」や「書き付け」などの表現と同じように使うことができます。

「備忘録」の語源

備忘録は、「備忘」という表現と「録」の字が組み合わされた表現です。それぞれの言葉には以下のような意味があります。

  • 備忘:忘れることに対し備えること
  • :物事を書き記した帳面のこと
この2つの言葉が組み合わさり、備忘録という言葉が成り立っています。

「備忘録」の類義語

備忘録には以下のような類義語があります。

  • 覚書(おぼえがき):物事を思い出す際助けとなる文書のこと
  • メモ:物事を忘れないために簡単に記録した書類
  • ノート:書き記すこと、また物事を記録するための本
  • 控書(ひかえがき):急いで作られたメモ
  • 留書(とめがき):書き留めておくこと、またその文書

上記の表現は全て備忘録の類義語ですが、「ノート」や「留書」には備忘録とは異なり「書き記すこと」という意味もあるため注意が必要です。

「備忘録」の英語訳

備忘録を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • memorandum
    (メモ、備忘録)
  • memo
    (メモ、備忘録)

上記以外にも、「備忘録をつける」と表現する場合には “jot down” や “take some notes” といった表現を使うことができます。

日常的に備忘録をつけることのメリット

備忘録は、会議や電話などの場面に限ったものではありません。日常的なものとしても使うことができます。たとえば、ふと歩いているときに目に留まった言葉や耳に残ったフレーズを備忘録につけることで、日々をより豊かにすることができます。

ここでは日常的に備忘録をつけることのメリットを解説します。

自分についてより知ることができる

目に留まったり耳に残ったりするフレーズには、その人の個性が表れます。備忘録を後から見返すことにより、今までは気がつかなかった自分の考え方や自分の好みを知るきっかけになります。

思い出を気軽に残せる

備忘録を簡単な日記としてとらえることもできます。ちょっとした嬉しかったことを毎日備忘録に残しておくことで、辛い時に読み返すと元気をもらうことができます。

まとめ

以上、この記事では「備忘録」について解説しました。

読み方備忘録(びぼうろく)
意味忘れることに備えて用件などを書き留めた冊子などのこと
語源「備忘」と「録」の組み合わせ
類義語覚書、メモ、ノートなど
英語訳memorandum(メモ、備忘録)・memo(メモ、備忘録)

備忘録はメモや覚書とよく似た表現です。硬い言葉のため日常生活で使う機会はあまりありませんが、知っておいて損はない言葉です。意味や用法を適切に記憶しましょう。