ネット用語「人柱」の意味と使い方をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、ネット用語の「人柱(じんちゅう)」です

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「人柱」の意味をスッキリ理解!

人柱(じんちゅう):リスクを承知で、人より先に新しい製品や技術を試す人

「人柱」の意味を詳しく

「人柱(じんちゅう)」とは、新製品や新しい技術を、人より先に試す人のことです。

もともとは、「人柱(ひとばしら)」という言葉が由来となっています。人柱とは、城や橋などの大規模建造物を建築する際に、その工事の成功を祈って人を地中や水中に生き埋めにするという昔の風習です。人身御供(ひとみごくう)の一種であると言えます。

それが転じて、現在ではリスクを承知で自ら犠牲になって、新しいものを試してみる人のことを指すようになりました。リリースされたばかりの製品などは、まだ評価が定まっていないことが多く、なにかとトラブルがつきものですよね。

 

もともとの人身御供としての意味では「ひとばしら」と読みますが、現在のネット用語としては「ひとばしら」ではなく「じんちゅう」と読むので注意が必要です。最初にこのネット用語を使った人が読み間違えていたため、このような読み方になっています。

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「人柱」の使い方

  1. 最新のWindowsの人柱になってください!
  2. 昨日発売されたコーンスープ味のアイスクリーム、ちょっと気になるな。誰か人柱になってよ。
  3. 新しく出たスマホの人柱になって、試してみた。

①では、最新のWindowsが出たが、最初に自分がインストールするのは怖いので、誰か先に使ってみてくれないかと頼んでいます。新しいソフトウェアはバグなどが存在していることもあり、少し怖いですよね。

②は、コーンスープ味という少し変わった味のアイスクリームが気になるけれど、美味しくなかったら困るので誰かに先に食べてみてほしい、という文章です。たとえ食べ物であっても、新しいものを先に試してみるのは勇気がいります。

③は、最新のスマホを買ってみたという状況を表しています。この例文では自分が人柱になっているので、周りの人はまだその製品を使っていないということを読み取ることができます。

「人柱」の類義語

人柱には以下のような類義語があります。

  • イノベーター:新製品やサービスを、誰よりも早く自ら進んで採用する人のこと

「イノベーター」はマーケティング用語であり、新しいものをいち早く取り入れる人たちのことを指します。日本語訳は「革新者」です。新しいものや流行に敏感で、冒険好きな人であると言えます。

「イノベーター理論」というマーケティング理論では、製品のアダプター(採用者)を、製品の採用時期によって5段階に分類しています。採用が早い順に「イノベーター」「アーリーアダプター」「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」「ラガード」です。

全体の製品採用者の中で「イノベーター」が占める割合は2.5パーセント程度と言われています。

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「人柱」の対義語

人柱には以下のような対義語があります。

  • ラガード:新しい製品やサービスを最後に採用する人のこと

前述のイノベーター理論において、最も製品の採用が遅い人たちのことです。日本語訳は「ぐずぐずしている人」「遅滞者」です。市場全体の中で最も保守的であり、流行に疎い(うと)人であると言えます。

「ラガード」が占める割合は16パーセント程度です。

「人柱」の英語訳

人柱を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • innovator
    (革新者、新技術などの導入者)
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まとめ

以上、この記事では「人柱」について解説しました。

読み方人柱(じんちゅう)
意味リスクを承知で、人より先に新しい製品や技術を試す人
由来大規模建造物の建築の成功を祈って生き埋めにされる、人柱(ひとばしら)
類義語イノベーター
対義語ラガード
英語訳innovator

何事も新しいものを試す際には、常にリスクが伴います。あまり他人にばかりその役割を押し付けていると、反感を買ってしまうかもしれません。気を付けたいですね。

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