四字熟語「異端邪説(いたんじゃせつ)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「異端邪説(いたんじゃせつ)」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「異端邪説」の意味をスッキリ理解!

異端邪説(いたんじゃせつ):少数派に信じられている正統ではない主張や学説、宗教や間違った学説のこと

「異端邪説」の意味を詳しく

「異端邪説」とは、少数派に信じられている正統ではない主張や学説、宗教や間違った学説のことを表す四字熟語です。

「邪説異端」と表記することもあります。

「異端」は「その世界や時代で正統とする信仰や思想などから、はずれていること」という意味です。「異端児」などの単語でよく使われます。

「邪説」は「有害で正しくない説」と指します。こちらは、「異端邪説」という四字熟語以外ではあまり使われません。

 

「異端邪説」には、「間違った説」という意味ももちろんあります。しかし、おおもとの意味は、「正統ではない説や宗教」です。

ただ、正統な説が事実であるとは限りません。ガリレオが提唱した「天動説」も、当時は「異説」だとみなされていました。後になって「異端邪説」が正しい説であったと判明することも十分にありうるのです。

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「異端邪説」の使い方

  1. 医学界の権力者の意にそぐわない学説は、異端邪説だと決めつけられてしまう。
  2. 彼が持つような変わった考えは、現代では異端邪説だと言われるだろう。
  3. 君のような異端邪説を唱える奴が、周りに悪影響を与えるのだ。
  4. この説は昔から、異端邪説の扱いを受けてきた。

「異端邪説」の由来

「異端邪説」という四字熟語は『宋史』の「程顥伝(ていいでん)」が由来です。

『宋史』は、宋の時代の中国の正史です。正史とは、「国家などが編纂した歴史書」のことです。

原文は「異端を弁じ邪説を闢(はく)ひらく」です。

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「異端邪説」の類義語

「異端邪説」には以下のような類義語があります。

  • 異端邪宗(いたんじゃしゅう):正統ではない教えや信仰
  • 異端異説(いたんいせつ):その時代において正統とは認められない思想・信仰・学説などのこと
  • 邪説異端:「異端邪説」と同じ意味

「異端邪説」の対義語

「異端邪説」には以下のような対義語があります。

  • 正真正銘(しょうしんしょうめい):本物であること
  • 正真証明(しょうしんしょうめい):本物であること
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「異端邪説」の英語訳

「異端邪説」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • heretical doctrine
    (異端邪説)
  • hereticalness
    (異端)
  • heterodoxy
    (異端・異説・異教)
  • heresy
    (異端・異説・異教)

hereticalが「異端」という意味で、doctrineが「教義・主義」などの意味です。

まとめ

以上、この記事では「異端邪説」について解説しました。

読み方 異端邪説(いたんじゃせつ)
意味 少数派に信じられている正統ではない主張や学説、宗教や間違った学説のこと。
由来 『宋史』程顥伝から
類義語 異端邪宗、異端異説、邪説異端
対義語 正真証明、正真正銘
英語訳 heretical doctrine(異端邪説),hereticalness(異端),heterodoxy(異端・異説・異教)など

新しく提唱された説や考えを「異端邪説」と決めつけない柔軟性が大切です。

由来や類義語まで、しっかりと理解しましょう。

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