ことわざ「一寸先は闇」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「一寸先は闇(いっすんさきはやみ)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「一寸先は闇」の意味をスッキリ理解!

一寸先は闇(いっすんさきはやみ):少し先のことですら、予測ができないことのたとえ

「一寸先は闇」の意味を詳しく

「一寸先は闇」とは、「人生は、ほんの少し先のことでも予測はできない」という意味です。

一寸は、約3.03cmです。中国から伝わった単位で、古くから日本で使われていました。

 

現代において「一寸先は闇」は、「先は不幸」という意味で使われることが多いです。これは、闇という言葉をネガティブな意味合いで捉えるためです。

しかし、本来の意味は「先のことは予測できない」です。このことわざで言う闇とは、単に真っ暗で何も見えないというたとえです。したがって、本来の意味にネガティブな意味合いは含まれていません。

どちらの意味で使われているかは、文脈で判断しましょう。

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「一寸先は闇」の使い方

  1. 我々のビジネスは順調だが、一寸先は闇だ。心して対策しよう。
  2. 不幸続きで、何をやってもうまくいかない。一寸先は闇だ。

➊は、先が予測できないという意味で使われています。➋では、不幸だという意味で使われています。

「一寸先は闇」の由来

「一寸先は闇」は、京都の「いろはかるた」に由来します。

「いろはかるた」は、江戸時代に始まったかるたのことです。いろはから始まり、京という字も含めて48札あります。地域によって内容が異なるため、京都のものは京都いろはかるたと言います。

その中で、いから始まる札に「一寸先は闇」があります。かるたとして広まり、ことわざとして全国で知られるようになりました。

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「一寸先は闇」の類義語

一寸先は闇には以下のような類義語があります。

  • 昨日は人の身、今日は我が身:運命はどう変わるかわからないということ
  • 明日知らぬ世:先のことはわからないということ
  • 無常の風は時を選ばず:人の死は、いつ訪れるかわからないということ
  • 一寸先の地獄:いつどんな災難にあうかわからないということ
  • 塞翁が馬:人生の幸せや不幸は、予測できないということのたとえ

「無常の風は時を選ばず」と「一寸先の地獄」は、ネガティブな意味合いが強いことわざです。

それ以外の類義語は、予測できないという意味合いになります。

「一寸先は闇」の英語訳

一寸先は闇を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Nobody knows the future.
    (誰も先のことはわからない)
  • The future is a closed book.
    (先のことはわからない)
  • unpredictable
    (予測できない)

closed bookとは、物事や人などがわからないことを表します。「閉じられた本」、つまり中身がわからないという表現です。

unpredictableは、先のことなど予測ができないことに対して使います。 “The future is unpredictable.(未来は予測できない)” のように使います。

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まとめ

以上、この記事では「一寸先は闇」について解説しました。

読み方一寸先は闇(いっすんさきはやみ)
意味少し先のことですら、予測ができないことのたとえ
由来京都の「いろはかるた」に由来
類義語昨日は人の身、今日は我が身、明日知らぬ世など
英語訳Nobody knows the future.(誰も先のことはわからない)

「一寸先は闇」は、テレビや小説などで多用される表現です。時代とともにニュアンスが変化し、ネガティブな意味で使われることが多くなりました。しかし、本来の意味は少し異なります。そちらも覚え、使い分けられるようにしましょう。

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