四字熟語「一切合切(いっさいがっさい)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「一切合切(いっさいがっさい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「一切合切」の意味をスッキリ理解!

一切合切(いっさいがっさい):何もかも全て。(後に打消しの語句を伴って)全く、全然。

「一切合切」の意味を詳しく

「一切合切」は「一切」と「合切」という2つの言葉から構成されています。

「一切」は、「すべて」「全部」「残らず」という意味を持ちます。また、後に打消しの語句を伴って、「全く」「全然」という意味も持ちます。「一切合切」では、前者の意味で使われています。

「合切」も、「一切」と同じく「すべて」「全部」「残らず」という意味を持ちます。

 

つまり、「一切」も「合切」も同じ意味を持つ言葉であり、「一切合切」は同義語を2つ並べて、意味を強調する四字熟語になります。したがって意味は、何もかも全てとなります。

また、後に打消しの語句を伴って、全く、全然という意味も表します。

「一切合切」の「合切」は「合財」とも書きます。

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「一切合切」の使い方

  1. この作戦において一切合切を任されているのが我らのリーダーである。
  2. 今回の地震でこの町は一切合切を失ってしまったが、町民は希望を捨てていない。
  3. 海賊は漂流した島で、宝の山を発見し、その一切合切を船へ持ち帰った。
  4. あの人は自分が一切合切関わっていないプロジェクトでも、自分の手柄のように話をする。
  5. 私は、この件に関して一切合切関与していないので、責任をとるつもりは全くない。

①~③では、「何もかも全て」という意味で「一切合切」が用いられています。一方、④と⑤では、後に打消しの語を伴って「全く、全然」という意味で用いられています。

「一切合切」の類義語

一切合切には以下のような類義語があります。

  • 森羅万象(しんらばんしょう):この世に存在している全てのもの。
  • 天地万象(てんちばんしょう):この世界に存在する全てのもの。
  • 天地万物(てんちばんぶつ):この世に存在している全てのもの。
  • 有象無象(うぞうむぞう):有形無形問わず全てのもの。
  • 有情非情(うじょうひじょう):人間や動物、植物など世界に存在する全てのもの。
  • 一木一草(いちぼくいっそう):その場に存在している全てのもののこと。
  • 一伍一什(いちごいちじゅう):事の最初から最後まで全て。
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「一切合切」の英語訳

一切合切を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • everything
    (全て)
  • any and every thing
    (全てのもの)
  • the whole lot
    (一切合切)
  • the whole shooting match
    (一切合切)
  • the whole kit and caboodle
    (一切合切)

まとめ

以上、この記事では「一切合切」について解説しました。

読み方 一切合切(いっさいがっさい)
意味 何もかも全て。(後に打消しの語句を伴って)全く、全然。
類義語 森羅万象(しんらばんしょう)、天地万象(てんちばんしょう)、天地万物(てんちばんぶつ)、有象無象(うぞうむぞう)、有情非情(うじょうひじょう)、一木一草(いちぼくいっそう)、一伍一什(いちごいちじゅう)など
英語訳 everything(全て), any and every thing(全てのもの), the whole lot(一切合切), the whole shooting match(一切合切), the whole kit and caboodle(一切合切)

「一切合切」で使われている「切」という字ですが、通常は「せつ」と読み、「切ること」「ぴったりすること」「差し迫っていること」を表します。

ただ、「切」は「さい」と読むときに限り、「全て」という意味を持ちます。

同じ漢字でも、読み方や意味が「一切合切」同じではないのが、漢字の難しいところです。

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