四字熟語「因循姑息(いんじゅんこそく)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「因循姑息(いんじゅんこそく)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「因循姑息」の意味をスッキリ理解!

因循姑息(いんじゅんこそく):昔からの習慣や方法にこだわって改善しようとせず、その場しのぎでやり過ごすこと

「因循姑息」の意味を詳しく


因循姑息は、「因循」と「姑息」の二つの熟語に分けることができます。

「因循」は、「因り(より)循う(したがう)」と訓読することができます。これは、古くからのしきたりにこだわって改善しようとしないことを意味します。

また、「姑息」は、「姑く(しばらく)息をつく」と解釈することができます。これは、何もしない時間を持つことです。そこから転じて、「何はともあれ、その場が過ぎれば良い」という考えを表しています。つまり、根本的な問題を解決しようとせず、その場しのぎをしようとすることを指します。

したがって、「因循姑息」は「昔からの習慣や方法にこだわって改善しようとせず、その場しのぎでやり過ごすこと」を表す四字熟語なのです。

 

転じて、何もしないまま時間を費やし、なかなか決断できない様子も表します。

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「因循姑息」の使い方

  1. 因循姑息な方法では、後で必ずほころびが出る。
  2. 彼はいつも因循姑息な手法を選択するので、信頼できない。
  3. 古くなった方法を改善しようとしないとは、因循姑息である。

「因循姑息」の類義語

因循姑息には以下のような類義語があります。

  • 因循苟且(いんじゅんこうしょ)
  • 萎靡因循(いびいんじゅん)

「因循苟且」と「萎靡因循」の意味は「因循姑息」と全く同じです。したがって、「昔からある習慣や方法にこだわって改善せずに、その場その場でやり過ごすこと」を表しています。

因循苟且の「苟且(こうしょ)」は、その場しのぎの間にあわせのことを意味しています。

萎靡因循の「萎靡(いび)」とは、衰えて元気がなくなる様子のことです。

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「因循姑息」の対義語

因循姑息には以下のような対義語があります。

  • 熟慮断行(じゅくりょだんこう):十分に考えた上で、思い切って実行すること

熟慮断行の「熟慮」とは、よく考えることです。また、「断行」とは、思い切って行動することを意味しています。

「因循姑息」の英語訳

因循姑息を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • dilly-dallying and temporizing
    (決心がつかず、その場しのぎをする)
  • temporizing
    (その場しのぎをの処置をする)
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まとめ

以上、この記事では「因循姑息」について解説しました。

読み方 因循姑息(いんじゅんこそく)
意味 昔からの習慣や方法にこだわって改善しようとせず、その場しのぎでやり過ごすこと
類義語 因循苟且、萎靡因循など
英語訳 dilly-dallying and temporizing(決心がつかず、その場しのぎをする)など

世の中の物事は、時代の変化とともに次々と更新されてゆきます。ですから、数年前に当たり前だったことは、もう当たり前ではないということもあります。

いつまでも古い方法に捉われていては、時代の変化についていくことができないでしょう。その場しのぎでは、良い結果が生まれません。

常に、時代の変化にアンテナを張っておくことが必要ですね。

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