「イデオロギー」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「イデオロギー」です。

「イデオロギー」の言葉の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

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「イデオロギー」とは?

イデオロギー(ideology):ある立場から見た、政治や道徳などに対する考え方

「イデオロギー」の意味を詳しく

「イデオロギー」とは、政治や道徳に対する体系的な思想のことです。政治や道徳の他に、宗教や芸術への考え方も「イデオロギー」と表現されることがあります。

例えば、政治的な「イデオロギー」には「民主主義」があります。これは「政治」が「市民によって決定されるべき」とする考え方のことです。対照的な例は「独裁主義」です。「独裁主義」は、「政治」が「1人または少数の人によって決定されるべき」という考え方のことです。

このように「イデオロギー」は、「ある問題に対する、まとまった考え」のことを指しているのです。

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「イデオロギー」の使い方

  1. メディアの報道は、特定のイデオロギーに偏るべきではない。
  2. 政治に関する彼の発言は、イデオロギー色が強い。
  3. 冷戦は、資本主義と共産主義のイデオロギー対立でもあった。

上記の例文のように、一般的に「イデオロギー」は政治に関連して用いられることが多い言葉です

「イデオロギー」という言葉自体に、善悪のニュアンスはありません。しかし、実際にはネガティブな意味で使われることが多くなっています。これは、政治的な「イデオロギー」を持っている人が、特定の考え方を押し付けるような態度を示すことが理由だとされています。

①と②の例文では、「政治に対する考え方」という意味で「イデオロギー」が用いられています。②の「イデオロギー色」とは、「ある物事が特定の考え方に偏っていること」という意味です。この他にも、「イデオロギーに染まる」という「色」に関連した言い回しがあります。

「イデオロギー」の語源

日本語の「イデオロギー」の語源はドイツ語の “ideologie” です。ちなみに、英語では “ideology” と書き、「アイデオロジー」と発音します。

最初に「イデオロギー」という概念が生まれたのは、フランス革命時のフランスでした。その後、マルクスとエンゲルスによって階級社会の「イデオロギー」が分析された『ドイツ・イデオロギー』という本が、日本に渡ってきた際に「イデオロギー」という言葉も日本に入ってきました。

日本語には適切な訳語がなかったので、「イデオロギー」というカタカナ語として使われるようになりました。

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「イデオロギー」の類義語

「イデオロギー」には以下のような類義語があります。

  • 主義:持ちつづけている考えや方針、態度など
  • 思想:人生や社会についての一つのまとまった考え。特に、政治的、社会的な見解のこと
  • ドグマ:ある宗教が独自に持つ教え
  • 教理:ある宗教・宗派が真理とする教えの体系
  • 信条:堅く信じて守っている事柄

まとめ

以上、この記事では「イデオロギー」について解説しました。

英語表記 イデオロギー(ideology)
意味 ある立場から見た、政治や道徳などに対する考え方
語源 ドイツ語の “ideologie” から
類義語 主義、思想、ドグマなど

何事に対しても自分の意見を持つのは、素晴らしいことです。しかし、自信を持つあまり、他人に自分のイデオロギーを押し付けてしまっては迷惑がられてしまいます。自分の意見を持った上で、多様なイデオロギーがあることを認められるといいですね。

いざ「イデオロギー」という言葉を使う場面が来た時のために、しっかりと意味と使い方を理解しておきましょう。

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