「一抹(いちまつ)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「一抹(いちまつ)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「一抹」の意味をスッキリ理解!

一抹(いちまつ)多少、わずか

「一抹」の意味を詳しく


「一抹」は「多少、わずか」という意味を持つ熟語です。

「一抹」は元来「絵に絵筆をひとなすりした量」という意味です。それが転じて「ほんのわずか」という意味を持つようになりました。主に日常生活においては、「多少」や「わずか」という意味で用いられることが多いです。

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「一抹」の使い方

  1. 明日からテストだが、準備不足で一抹の不安が残る。
  2. 友人との旅行から帰り、1人家に戻ると、一抹の寂しさを感じた。
これらの例文のように「一抹」は、「不安」や「寂しさ」などのようなネガティブな内容に対して用いられます。「一抹の希望」というように、ポジテイブなものに対しては用いません。

「一抹」の類義語

一抹には以下のような類義語があります。

  • 一掬(いっきく):わずかな
  • 一縷(いちる):ごくわずか
  • 一毫(いちごう):ごくわずかな
  • 寸毫(すんごう):わずかな
  • 毫末(ごうまつ):わずかな
  • 秋毫(しゅうごう):わずかな
「一掬」は、もともと「(両手で)ひとすくい」「両手で水などをすくうこと」という意味があり、それが転じて、「わずかな」という意味になりました。「一掬の涙」というように用いられることが多くあります。

この場合は「両手一杯のたくさんの涙」という意味でも「ほんの少しの涙」という意味でも用いられるため、文脈からの判断が必要です。

「一縷」は、1本の糸、または糸のように細いもののことで、「ごくわずか、ひとすじ」のものを表すのに用いられます。「望み」や「希望」のようなポジティブなことばとセットで用いられます。

 

「一毫」は、もともと「1本の細い毛すじ」という意味です。転じて「わずかな」という意味で用いられるようになりました。「寸毫」は同義です。

「毫末」は例えば、「私はこの事件に毫末の関わりもない。」といったように常に否定の語を伴って用います。

「秋毫」は、「秋に抜け替わった、獣のきわめて細い毛」の意から転じて「わずかな」という意味になりました。

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「一抹」の英語訳

一抹を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • a touch of
    (わずかな)
  • a little
    (少しの)
  • slight
    (ほんの少しの)

まとめ

以上、この記事では「一抹」について解説しました。

読み方 一抹(いちまつ)
意味 多少、わずか
類義語 一掬、一縷、一毫など
英語訳 a touch of(わずかな),a little(少しの),slight(ほんの少しの)

「一抹」の不安が残らないように、この機会に「一抹」の意味を覚えましょう。

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