「必着(ひっちゃく)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「必着(ひっちゃく)」です。

言葉の意味・使い方・「必着」に間に合わない場合についてわかりやすく解説します。

「必着」の意味をスッキリ理解!

必着(ひっちゃく):期日までに必ず到着すること

「必着」の意味を詳しく

「必着」とは、指定された期日までに、郵便物などが相手のもとに到着していることを表す言葉です。たとえば、「10月15日に必着」という記載があった場合は、10月15日には必ず到着しているという意味になります。

しかし、「必着」という言葉を辞書で調べると「その日に必ず届く」という意味しかなく、やや誤用の目立つ言葉です。

「必着」を使う際は、以下のことに注意しましょう。

「必着」の注意点
  • 「必着」には「受付締切日」の意味が含まれる
    「必着」は多くの場合、受付締切日を示しています。たとえば、提出書類を送付する際に「〇日 必着」と記載があった場合、「必着の日付を過ぎた場合は受け付けない」ことを表しています。
  • 「必着」に「日付指定」の意味はない
    「必着」の「必ず着く」という意味から、「指定日に必ず届く」という意味で使用する人がいますが、これは誤用です。たとえば、「5日に必着でお願いします」と言った場合、「5日に届く」という意味ではなく「5日までに届く」という意味になります。

「必着」の意味を勘違いしていると、思わぬトラブルにつながる恐れがあります。「必着」の誤用には十分注意してください。

「必着」の使い方

  1. 「10日必着」との指示があったが郵送トラブルにより、配達が遅れてしまった。
  2. 親展書類が必着日より、一週間も早く届いた。

①の例文は「10日が受付締切だったにもかかわらず、郵送トラブルによって配達が遅れた」という意味です。

普通郵便を利用する場合、配達は一日に一度だけです。これに遅れると翌日の配達になるため、「必着日」に間に合うよう、余裕を持って送付するようにしましょう。ただし、「当日消印有効」の指定がある場合には、期日の当日に相手に届いていなくても受け取ってもらえることがあります。

「当日消印有効」とは

「当日消印有効」は、「郵便局の日付印が指定された期日のものであれば受付可能です」ということを表しています。さまざまな事情で郵便物の配達が滞ってしまったときや、土日をはさんで期日までに届かなかったとしても、「当日消印有効」の指示があれば、受け取ってもらえます。

 

②の例文は「親展書類が、受付締切日より一週間も早く届いた」という意味です。「必着」に「配送日指定」という意味はないため、送付が早すぎると、その分到着も早くなります。

こうした場合、相手から「指定日を守ってもらえなかった」と思われる恐れがあるため、しっかりと配達日を指定して送付するようにしましょう。

「親展」とは
親展」は「名宛人自身が封筒を開けて手紙を読んでください」という意味の言葉です。「親しみを込める」という意味ではないため、誤用に注意してください。

「必着」に間に合わない場合

何らかのトラブルによって、郵便物が「必着」に間に合わないという場合があります。そうした場合の対処法には、大きく以下のようなものがあります。

  • 相手の近くの郵便局から送る
    県をまたぐ場合などは、発送してから到着までに時間がかかります。そのため、自分に近い郵便局からでは間に合わない場合でも、相手の近くの郵便局なら間に合うことがあります。
  • バイク便を利用する
    近隣エリアであれば、バイク便を利用することにより「必着」の日時に間に合わせることができる可能性があります。しかし、バイク便は普通郵便に比べ料金が割高であるため、利用には注意しましょう。
  • 直接届ける
    一番確実な方法として、直接相手の企業に出向いて届ける・企業のポストに投函するという方法があります。しかし、予め「直接投函はお控えください」のような断りがある場合、必ず相手に確認を取るようにしましょう。
これらの方法はあくまでも、なんとか「必着」に間に合わせるための手段です。ゆとりをもって送付するように心がけましょう。

まとめ

以上、この記事では「必着」について解説しました。

読み方必着(ひっちゃく)
意味期日までに必ず到着すること
「必着」に間に合わない場合相手の近くの郵便局から送る、バイク便を利用するなど

「必着」は日常生活の中でよく使いますが、誤用されることも多い言葉です。この機会に、意味や使い方をしっかり確認しておきましょう。