「拝受(はいじゅ)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「拝受(はいじゅ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「拝受」の意味をスッキリ理解!

拝受(はいじゅ):へりくだって受け取ること

「拝受」の意味を詳しく

「拝受」とは、「へりくだって受け取ること」という意味です。「おがんでうける」というように訓読みをすると、イメージをつかみやすいですね。

「拝受」は、動詞の「受ける」の謙譲語です。つまり、「受け取る」という行為に関して、自分を下に見せて相手を立てることで、敬意を示す表現なのです。上司や年上の人など、目上の人から何かをもらう際に使われます

相手を立てる表現である尊敬語で「受ける」を表したい場合は、「お受けになる」「受けられる」が用いられます。

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「拝受」の使い方

「拝受」の使い方の例として、以下のような文が挙げられます。

  1. 先ほどお手紙拝受しました。
  2. 今度のプロジェクトに関するメールを拝受いたしました。
  3. 確かに拝受しました。

上記の例文のように、「拝受」はビジネスシーンや手紙のやり取りなどの、改まった場面でよく使われます

上司からメールや手紙を受け取ったことを表す際に用いましょう。③の例文のように、前に「確かに」を付けることもあります。

 

ちなみに「拝受いたします」という表現は、敬語が重なっていることを意味する「二重敬語」の状態になっています。

「いたす」は「する」の謙譲語表現です。既述したように、「拝受」は「受ける」の謙譲語であるため、「拝受いたします」は謙譲語が2つ重なっているのです。

「二重敬語」は一般的に適切でないとされています。ですが、「拝受いたしました」という表現は広く慣習的に用いられているため許容されています。

ただし、文法的に正しい形は「拝受します」であることを覚えておきましょう。

「拝受」の類義語

拝受には以下のような類義語があります。

  • 受領(じゅりょう):物や金を受け取ること
  • 拝領(はいりょう):目上の人から物をいただくこと
  • 査収(さしゅう):金銭や物品、書類などをよく調べて受け取ること

これらの熟語の意味は、「目上の人から何かをもらう」という点で「拝受」と共通しています。ですが、使い方が異なっています。

 

「受領」は、「拝受」のように敬語としての意味はありません。そのため、ビジネスメールで用いるには謙譲語の「いたす」を使って「受領いたしました」のようにします。また、「受領」は物理的なものを受け取る際にしか用いることができません。

「拝領」は、「拝受」と似た意味を持っていますが、古めかしい言い回しであるため、あまり使われていません。

「査収」は送り手側が用いる言葉です。「どうぞご査収ください」というように使われます。これに対して「拝受しました」と答えるのが一般的です。受け取る際に「査収」を用いないように注意しましょう。

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「拝受」の対義語

拝受には以下のような対義語があります。

  • 拝辞(はいじ):へりくだって辞退すること

「拝辞」には、「受け取る」の反対の意味である「受け取らない、辞退する」という意味があります。「拝」という漢字が共通していることから、「拝辞」も謙譲語の表現です。

目上の人からの命令や提案を断らなければいけない際に用いられます。

「拝受」の英語訳

拝受を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • receive
    (受け取る)

英単語で直接的に「拝受」を意味する表現はありません。「受け取る」を意味する receive を上手く使いましょう。

メールで「拝受しました」と書きたい際は、 “I have received the email.” や “Well received your message.” を用いましょう。

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まとめ

以上、この記事では「拝受」について解説しました。

読み方 拝受(はいじゅ)
意味 へりくだって受け取ること
類義語 受領、拝領、査収
対義語 拝辞
英語訳 receive(受け取る)

「拝受」は、ビジネスメールなどでよく使われる表現です。

状況に合わせて正しい敬語表現を使えるように、しっかりと意味と使い方を理解しておきましょう。

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