「エンターテイメント」の意味とは?類語や英語まで例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は熟語の「エンターテイメント」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語について分かりやすく解説します。

☆「エンターテイメント」をざっくり言うと……

読み方エンターテイメント(entertainment)
意味娯楽や、楽しませてくれる催し
語源ラテン語の inter と tenere
類義語アミューズメント

「エンターテイメント」の意味をスッキリ理解!

エンターテイメント(entertainment):娯楽や、楽しませてくれる催し

「エンターテイメント」の意味を詳しく

エンターテイメントとは、娯楽や楽しませてくれるサービスや催しを意味します。もともと、エンターテイメントは英語圏で使われていた言葉で、カタカナ語として日本でも使われるようになりました。

英語圏では、娯楽という意味を持ち、主に自分が楽しむためにあるものを指します。日本でも同じ意味を持ちますが、娯楽を提供するという意味も持ちます。

また、間に「ン」が入って、「エンターテインメント」と表記されていることがあります。これは、英語の発音を忠実に表しているだけで、言葉の意味に違いはありません。

よく耳にする言葉に、「エンタメ業界」や「エンタメ産業」があると思います。このエンタメとは、エンターテイメントの略称です。これらの言葉の意味を知ることで、エンターテイメントについてより深く理解することができるので、詳しく説明します。

エンタメ産業とエンタメ業界

エンタメ産業とは、主に芸能関係、映画関係、音楽関係、演芸関係の仕事を指します。具体的にいうと、自分で作ったものを自由に表現して、視聴者や観客などを楽しませる仕事を意味しています。

そして、これらの仕事に関わる人々の集まりをエンタメ業界と呼びます。エンタメ業界の仕事は幅広く、さまざまな業種と関わりがあると言えます。

たとえば、ある映画の原作者や役者はもちろん、衣装や物品を提供したスポンサーなどの映像制作に携わったすべての人をエンタメ業界人ということができます。

最近では、サービス業も捉え方によってはエンタメ産業の枠に含まれると言われています。また、遊園地などの商業施設に関わる仕事は、エンタメ産業に含まれますが、レジャー産業と分類されることもあります。

「エンターテイメント」の使い方

  1. 友達と新しくオープンしたエンターテイメント施設に行った。
  2. 彼は就職先を、エンタメ業界に決めた。
  3. 時代の波にのって、エンタメ事業を始めた。
  4. 彼女はエンターテイメント性があるので、人前に立つ仕事が向いていると思う。
  5. いつか海外のエンターテイメントを間近で見てみたい。

「エンターテイメント」の語源

エンターテイメントの語源は、ラテン語の inter と tenere です。inter は、「一緒に」や「〜の間に」という意味です。tenereは、「維持する」や「保つ」という意味です。これらの意味を合わせた entretenir という言葉がフランスで使われるようになり、のちに、英単語の entertein という言葉が生まれたと言われています。

「エンターテイメント」の類義語

「エンターテイメント」には以下の類義語があります。

和訳をすると、エンターテイメントと言葉の違いはあまりありません。しかし、アミューズメントは、遊園地やゲームセンターなどの施設で行われる娯楽に対して使われることが多いです。ちなみに、遊園地は英語で amusement park です。

まとめ

以上、この記事では「エンターテイメント」について解説しました。

読み方エンターテイメント(entertainment)
意味娯楽や、楽しませてくれる催し
語源ラテン語の inter と tenere
類義語アミューズメント

私たちの日々を彩る娯楽は、エンタメ業界にいる多くの人々が関わり、作り上げたものです。そのことを頭の片隅に置きながら、エンターテイメントを楽しみましょう。