今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ディスカッション」です。
「ディスカッション」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「ディスカッション」をざっくり言うと……
英語表記 | ディスカッション(discussion) |
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意味 | 討論 |
語源 | 英語のdiscussion |
類義語 | ディベート、ミーティング、カンファレンスなど |
このページの目次
「ディスカッション」の意味をスッキリ理解!
「ディスカッション」の意味を詳しく
「ディスカッション」は「討論」という意味のカタカナ語です。特に、特定の話題に対して意見を言い合うことです。
ある問題を解決するために特にルールを決めることなく、意見を出し合います。意見を出し合う中で、今まで意識しなかったような方法や考えが生まれてくることもあるのでメリットもあります。
たとえば、「地方創生を活性化させるためにはどうすればいいのか」というようなディスカッションのテーマがあります。
この問題に対してそれぞれが意見を述べるのが「ディスカッション」です。この議題の中で、地方創生だけでなく、東京一極化集中の問題も解決できる策が見つかるなど予想しないようなメリットがあります。
「ディスカッション」の使い方
- 問題解決のためのディスカッションを行う。
- 就活でグループディスカッションを経験する。
- パネルディスカッションを通して考えが深まった。
「ディスカッション」はビジネスなどでよく使います。「ディスカッションする」「ディスカッションを行う」という言い方をよくします。
①の例文はもっとも基本的な内容です。②の例文に登場する「グループディスカッション」もよく使います。よく就活生の間では「グルディス」と略して使います。
よくあるのが、3人くらいでグループディスカッションをする採用試験です。採用する企業側は就活生の意見やグループ内での立ち回りを見ます。たとえば、「ブラック企業をゼロにするためにはどうすればよいか?」というようなテーマが出題されます。
③の例文の「パネルディスカッション」とは、トークショーなどでよく行われます。一般的には数名の専門家がステージ上に上がって聴衆の前で「ディスカッション」を行います。
壇上の人物は「パネラー」と呼ばれることもあります。また、「パネルディスカッション」の進行を務める司会役を「モデレーター」「ファシリテーター」「コーディネーター」と言います。
「ディスカッション」の語源
「ディスカッション」の語源は英語のdiscussionです。意味はカタカナ語と同じです。
「ディスカッション」の類義語
「ディスカッション」には以下のような類義語があります。
ディベート
「ディベート」は「討論」という意味です。しかし、「ディスカッション」とは違って普通は賛成派と反対派に別れて討論を行います。
賛成か反対か立場の結論は表明されているので、個人がどう思うかなどはあまり関係がありません。
また、「ディスカッション」のように意見を出すのが目的ではなく、いかに賛成か反対か主張する結論が正しいのか論理立てて発言することが大事です。
ミーティング
「ミーティング」は「会議」という意味です。意見を出し合うとは限らず、伝達事項の共有をするだけの場合もあります。
カンファレンス
「カンファレンス」は「学術的な会議」という意味です。「カンファレンス」は大規模に開催されて、「カンファレンス」中には登壇者による講義などがある場合もあります。
まとめ
以上、この記事では「ディスカッション」について解説しました。
英語表記 | ディスカッション(discussion) |
---|---|
意味 | 討論 |
語源 | 英語のdiscussion |
類義語 | ディベート、ミーティング、カンファレンスなど |
「ディスカッション」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。
ぜひ、この記事を参考にして「ディスカッション」の意味や使い方を覚えましょう。