ことわざ「出る杭は打たれる」の意味と使い方:例文つき

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざ「出る杭(くい)は打たれる」です。

言葉の意味や例文、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「出る杭は打たれる」の意味をスッキリ理解!

出る杭(くい)は打たれる目立つ人や才能のある人は、周りから妬(ねた)まれたり憎まれることのたとえ

「出る杭は打たれる」の意味を詳しく


「出る杭は打たれる」は、目立つ人や才能のある人は、周囲から嫉妬されたり嫌われてしまうことのたとえです。

「目立つふるまいや言動から人の反感を買ってしまう」というネガティブな意味と、「才能があるからこそ恨まれてしまう」というポジティブな意味の両方があります。

 

たとえば、過激な発言や大胆な行動、出過ぎたふるまいをする人物は「出る杭」と判断されることが多いです。そのような人はチームワークや協調性にかけ、輪を乱すと思われやすいからです。

周りと異なる言動は時として魅力的ですが、会社や学校では避けられる傾向にあります。

 

また、周りが考えもしないような画期的なアイディアを出す人物や、カリスマ性のある人物も「出る杭」と判断されやすいです。

このような人物に対しては、嫌悪感だけでなく羨望や嫉妬の感情も入り混じっていることがあります。

同じ意味で、「出る釘は打たれる」ともいいます。

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「出る杭は打たれる」の例文

  1. この企業が求めている人材は、組織を乱さず、自己主張の強くない人間だ。自分の意見をはっきり持っていて、新しいことをしようとする人間は、出る杭は打たれるがごとく印象が悪い。
  2. 出る杭は打たれるというが、私はそのような杭になりたいと思う。それは決して偉そうにふるまいたいというわけではなく、たとえ多少浮いてしまったり嫌われても、周りに流されることなく自分を持っていたいということだ。
  3. 修学旅行中、みんなで仲良くしていたのに、ひとりだけ自分の要望をひたすら通そうとするメンバーがいた。妥協や気遣いが足りず、その子は他のメンバーから避けられるようになった。出る杭は打たれるといった状態だった。

「出る杭は打たれる」の類義語


「出る杭は打たれる」の類義語には、以下のようなものがあります。

  • 高木(こうぼく)は風に折らる:地位や名声のある人ほど、妬まれて身を滅ぼしやすいということ
  • 高木は風に倒る声:「高木は風に折らる」に同義
  • 高木は風に嫉まれる:「高木は風に折らる」に同義
  • 出る杭は波に打たれる:「出る杭は打たれる」に同義
  • 誉(ほま)れは毀(そし)りの基(もと):人の称賛を得ると、同時に人から非難されるということ
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「出る杭は打たれる」の英語訳

「出る杭は打たれる」の英語訳は、以下のようなものがあります。

  • Envy is the companion of honour.
    (嫉妬は名声の伴侶である。)
  • Tall trees catch much wind.
    (大木はたくさんの風を受ける。)

まとめ

以上、今回はことわざ「出る杭は打たれる」について解説しました。

読み方 出る杭(くい)は打たれる
意味 目立つ人や才能のある人は、周囲に疎まれたり憎まれたりするということ
類義語 高木は風に折らる、出る杭は波に打たれる
英語訳 Tall trees catch much wind.(大木は多くの風を受ける。)

「出る杭は打たれる」は、イメージ的にはネガティブな要素の強い言葉です。その反面、「出る杭は本当に打たれなければいけないのか?」という疑問の残る言葉でもあります。

世間が出る杭だと思っている人物が、本当に打たれるべき杭のような人物かは、自分できちんと考えなければいけませんね。

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