「コネクション」の意味とは?通信分野での使い方から英語訳まで解説

言葉

コネクションは「つながりがあること」という意味です。

コネクションはビジネスでよく聞くカタカナ語ですが、なんとなく使っていて意味がよくわかっていない人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではコネクションの意味から使い方まで詳しく解説しています。

ぜひ参考にしてみてください。

「コネクション」の意味

コネクション

  1. 人付き合いでつながりがあること
  2. 【通信分野】接続・連結

上記のように、コネクションには大きく2つの意味がありますが、どちらも「つながりがあること」を表しています。

ここからは、コネクションの2つの意味について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

意味①:人付き合いでつながりがあること

コネクションは「人付き合いでつながりがあること」を表します。

この意味はビジネスシーンでよく用いられます。

この意味を表す時には「コネ」と略されることが多いです。

意味②:【通信分野】接続・連結

コネクションは通信分野では接続・連結のことを表します。

機械同士がつながっている様子を指す表現です。

たとえば、電話同士がやり取りできる状態になったことを「コネクションが確立された」と言います。

「コネクション」の使い方

コネクションは以下のような言い回しで用いられることが多いです。

  • コネクションがある
    例:彼は父親の仕事の関係で、テレビ局とコネクションがあるのでうまく入社するのだろう。
  • コネクションがない
    例:新しい事業を始めようにも、コネクションがないためスムーズにいかない。
  • コネクションを作る
    例:あまり興味がなくても同業者の集まりには参加して、コネクションを作っておくべきだ。
  • コネクションを利用する
    例:父親のコネクションを利用して入社する。
  • コネクションが悪い
    例:テレビとビデオのコネクションが悪い。

「コネクションが悪い」のみ、通信分野での意味で用いられています。

「コネ」と略されて用いられることも多い

コネクションは「コネ」と略されて用いられることも多いです。

コネと略される時には、「人付き合いでつながりがあること」を表します。

コネと略すとややネガティブな意味合いが強まるので注意が必要です。

例:コネを使って新規取引先を開拓する。

「コネクション」の語源

コネクションの語源は英語の “connection” です。

“connection” には以下のような意味があります。

“connection” の意味
  1. 連結
    例:Part-to-part connection
    (部品と部品の接続)
  2. 電話の接続
    例:Poor call connection
    (通話の接続が悪い)
  3. 人と人との関係
    例:Have connections with major companies.
    (大企業とのコネがある)

“connection” の意味はカタカナ語と大きく違わないことがわかります。

“connection” は動詞の “connect”を名詞にした表現です。

“connect” の語源はラテン語で「接続する」という意味の “conncto” です。

「コネクション」の類義語

人付き合いに関するコネクションには以下のような類義語があります。

  • パイプ
    誰かに対して、橋渡しができること
  • ツテ
    頼りにできそうな人や人脈
  • リレーション
    関係
  • ネットワーク
    つながり
  • 縁故
    人と人との特別な関わり合い

  • 人と人の関わり
  • つながり
    関係
  • 関わり合い
    干渉しあうこと
  • 結びつき
    かかわり

「パイプ」の意味:業界や組織内のつながり

パイプは業界や組織内のつながりのことを表します。

「パイプがある」という表現で、誰かとつながりを持つための手段があることを表します。

コネクションとパイプには以下のような違いがあります。

コネクションとパイプの違い
  • コネクション
    自分の人付き合いでつながりがあること
  • パイプ
    つながりがある人を知っていること

コネクションとパイプでは自分との間に直接つながりがあるかどうかが異なるのです。

たとえば、AさんがBさんと親しい場合には、「Bさんにコネクションがある」という状態です。

一方、Aさんに、Bさんと親しいCさんという知り合いがいる時には「Bさんにパイプがある」と表現します。

例文
  • あの企業は政治家へのパイプがあるらしい。

「ツテ」の意味:頼りにできそうな人や人脈

ツテは「頼りにできそうな人や人脈」という意味です。

何かしたいことや欲しいものがある時、それを叶えてくれる助けとなる人脈のことを表します。

コネクションとツテには以下のような違いがあります。

コネクションとツテの違い
  • コネクション
    関係がすでにある時にも、これから作る時にも使われる
  • ツテ
    関係がすでにある時のみ使われる

コネクションは頼りにできるような関係をこれから作る時にも用いられますが、ツテは関係がすでにある時のみ使います。

例文
  • ツテをたどって望みを叶える。

「リレーション」の意味:関係

リレーションとは、関係のことです。

リレーションシップという形で用いることが多いです。

リレーションシップは個人・企業の間の信頼関係のことです。

例文
  • 顧客と良好なリレーションシップを築くのは重要だ。

「ネットワーク」の意味:つながり

ネットワークとは、つながりのことです。

通信網や物流網のことを表す場合が多いですが、人間関係のつながりを表すこともあります。

例文
  • 彼は友人のネットワークが広い。

「縁故」の意味:人と人との特別な関わり合い

縁故は「人と人との特別な関わり合い」という意味です。

自分も目的を達成するために頼りになりそうなつながりのことを表します。

例文
  • 昔は有力な縁故がないとエリートになれなかった。
コネクションとセッションの違い

「接続」の意味のコネクションと雰囲気が似た言葉にセッションがあります。

セッションは通信が開始されてから終了するまでの時間を表します。

コネクションは通信が行われていること自体を指すので、セッションとは意味が異なります。

「コネクション」がつく言葉

コネクションがつく言葉には以下のようなものがあります。

  • コネクションエラー
    通信が失敗した状態のことです。
  • コネクションプール
    一度通信した相手との状態を維持して継続して使えるようにしておく方法のことです。コネクションプールを行うと切断と再接続の手間がなくなるのでスムーズな通信が可能になります。
  • コネクションロッド
    機械のエンジンによく用いられる部品のひとつです。
  • コネクションフィー
    ホテルが宿泊代金とは別に請求する追加費用のことです。WiFiなどのサービスを受けられ、「リゾートフィー」と呼ばれることも多いです。
  • コネクション型通信
    データ通信で、通信を始める前に相手との間に仮想的な専用通信路を確立し、それを通じてデータの送受信を行う通信方式のことです。

「コネクション」のまとめ

以上、この記事ではコネクションについて解説しました。

英語表記コネクション(connection)
意味①人付き合いでつながりがあること
②【通信分野】接続・連結
語源英語の “connection”
類義語パイプ
ツテ
リレーション など
つく言葉コネクションエラー
コネクションプール
コネクションロッド など

簡単に日本語でも言い換えられる言葉ですが、コネクションという言葉も押さえておくと、表現の幅が広がるでしょう。

「コネ」と省略されることも多いですが、もとの形も知っておきましょう。