今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「クロニクル」です。
「クロニクル」の意味、使い方、語源などについて分かりやすく解説します。
☆「クロニクル」をざっくり言うと……
英語表記 | クロニクル(chronicle) |
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意味 | 歴史上の出来事を年代順に表したもの |
語源 | 「時間・年代に関する」という意味のラテン語 “chronicle” |
類義語 | ヒストリー、史書、叙事文 |
対義語 | ランダム、間接的、外伝、シャッフルなど |
「クロニクル」とは?
クロニクル(chronicle):歴史上の出来事を年代順に表したもの
「クロニクル」の意味を詳しく
「クロニクル」とは、歴史上の出来事を年代順に表したものです。日本語では、年代記や編年史と言います。
神話や長編小説である場合は、「クロニクル」と表現することで、「きっと壮大なんだろうな」というイメージを読者に与えることができます。
そもそも、歴史上の物事を表すには2通りの方法があります。
1つは、編年体です。これが、「クロニクル」に該当します。もう1つは、紀伝体(きでんたい)という方法です。
紀伝体は、特定の人物や出来事にテーマを絞ってそのテーマごとにエピソードを紹介する形式です。
「クロニクル」の意味としてもっとも一般的なものは「年代記」ですが、他にもいくつかの意味があります。
- 出来事の詳細な記録や報告
- 旧約聖書(きゅうやくせいしょ)を構成する文書
- 事実を記録する
「クロニクル」の使い方
- この学校のクロニクルを発表しよう。
- 東南アジアのクロニクルを勉強したい。
- クロニクルを知ることができてよかった。
「クロニクル」は、文章以外にも、さまざまなもののタイトルに使われています。
- 『ねじまき鳥クロニクル』/村上春樹の本
- 『関ジャニクロニクル』/バラエティ番組
- 『英雄クロニクル』/ゲーム
「クロニクル」の語源
クロニクルの語源はラテン語の “chronicle” です。
「時間・年代に関する」という意味で使われていました。
「クロニクル」の類義語
クロニクルには以下のような類義語があります。
- ヒストリー:歴史
- 史書:歴史上の書物
- 叙事文(じょじぶん):歴史や記録、報告などの事実をありのままに記した文章
「クロニクル」の対義語
クロニクルには以下のような対義語があります。
- ランダム:手当たり次第
- 間接的:直接ではなく、間に何かを挟んだ状態で物事が行われたり関係したりすること
- 外伝(がいでん):伝記のメイン部分から外れた、その人に関する架空の話
- シャッフル:混ぜ合わせること
まとめ
以上、この記事では「クロニクル」について解説しました。
英語表記 | クロニクル(chronicle) |
---|---|
意味 | 歴史上の出来事を年代順に表したもの |
語源 | 「時間・年代に関する」という意味のラテン語 “chronicle” |
類義語 | ヒストリー、史書、叙事文 |
対義語 | ランダム、間接的、外伝、シャッフルなど |
さまざまなクロニクルを勉強してみると、おもしろいかもしれません。