「図星(ずぼし)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は熟語の「図星(ずぼし)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「図星」の意味をスッキリ理解!

図星(ずぼし):狙ったところ。相手の思惑などが、想像したとおりであること。

「図星」の意味を詳しく

図星とは、目当てのところ、または人の指摘や思惑などがまさにそのとおりであることを指します。例えば、自分の身に起きたことを何も知らせていない友人に指摘されたり、行動理由を当てられたりした時に用いられます。

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「図星」の使い方

  1. 探偵に図星を指された犯人は、狼狽(うろた)えてその場を逃げ出した。
  2. 「それ、嘘でしょ」と図星を指された彼女は、気まずくなって顔をそらした。
  3. 友達に会って早々に、「今日いい事あったでしょ」と図星を突かれて困惑した。

全ての文で、「相手の思惑を言い当てること」という意味で「図星」が使われています。例文にあるように、「図星を突く」や「図星を指す」という形で用いる事が多いです。

「図星」の語源

「図星」の語源は複数あると言われています。ここでは、その中でも有力だと言われている説を紹介します。

弓矢の的の中心

もともとは、弓道などで使われる的の中心にある黒い点を図星と呼んでおり、それが相手の心の内を的中させるという意味に発展したと言われています。

弓道では霞的(かすみまと)や星的など複数の的を使用するのですが、そのうちの白い丸の中心に黒い点があるだけのシンプルな星的の黒い点を、図星と呼んでいました。

その黒い点を狙って的を射ることから、急所や狙い所を意味するようになりました。さらに、相手の思惑を当てるという意味でも使われる言葉となったのです。

図法師

図星は、「図法師(ずぼうし)」の発音が短縮されて出来たという説もあります。図法師とは、治療法を勉強するために用いられた人体の図や模型のことです。この図法師は江戸時代に中国で作られたもので、身体各部位のツボを示しています。

鍼灸(しんきゅう)と呼ばれる、針や灸を用いてツボを刺激して病気を治すという治療法において、図法師は使われていました。ツボ、つまり狙ったところを押して治療することから、図星は狙いところや急所を意味するようになりました。

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「図星」の類義語

「図星」には以下の類義語があります。

  • 的を射る:的確に要点をとらえること
  • 核心を突く:物事の本質を指すこと
  • 正鵠(せいこく)を射る:物事の要点を正しくおさえること

「図星」の英語訳

「図星」を英語に訳すと以下のような表現になります。

  • hit the bull’s eye / make the bull’s eye
    (図星を指す)
  • hit the mark
    (的に当てる、命中)
  • guess right
    (的中する)
  • hit the nail on the head
    (核心を突く)

“Bull’s eye” または “Bull” は、ダーツの中心にある二重丸の内側に当てることを意味します。日本語では弓道から図星という言葉が生まれたように、英語では、ダーツから “hit the bull’s eye” という慣用句が生まれました。

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まとめ

以上、この記事では「図星」について解説しました。

読み方 図星(ずぼし)
意味 狙ったところ。相手の思惑などが、想像したとおりであること。
類義語 的を射る、核心を突くなど
英語訳 hit the bull’s eye / make the bull’s eye(図星を指す)など

嬉しいことがあった時、嫌なことがあった時、それを友達に話す前に「図星」を指された経験はありますか。人は表情だけでなく、話し方や仕草、行動などにも感情が表れると言われています。そのため、「図星」を指すことができるのは、それほど相手のことを見ているからだと言えます。

相手の感情の起伏を察知できると、コミュニケーションもしやすくなるでしょう。

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