ネット用語「バグ」の意味とは?由来の英語や虫との関係を解説!

言葉

バグとは「プログラム上の誤りや欠陥」という意味です。

バグは、日常会話でも使われる言葉ですが、厳密な意味を知らない人も多いと思います。

この記事では、由来や言葉の意味を詳しく解説します。

☆「バグ」をざっくり言うと……

英語表記バグ(bug)
意味プログラム上の誤りや欠陥
語源「虫」という意味の英単語 “bug”
類義語エラー
ミス

「バグ」の意味

バグ

プログラム上の誤りや欠陥
例:新作ゲームの中でバグを確認した。

バグとは、コンピュータープログラム上のミスのことです。

バグが存在すると、なにかの拍子にプログラムが動かなくなったり、異常動作を起こしたりします。

具体的には、ゲームが突然止まってしまったり、何かの動作がきっかけとなって通常とは異なる動作をしたりすることがバグに当たります。

「バグ」の使い方


バグは、ゲームやコンピューターのソフトウェアやプログラム上の欠陥を指します。

また、バグによって正常に動作しなくなることを「バグる」と表現します。

  1. あのソフトウェアはバグが多すぎるから使わないほうがいいよ。
  2. バグを修正するのに3日間かかった。
  3. ゲームは緊迫したタイミングでバグるものだ。

「バグ」の原因


ソフトウェアやプログラミング上で起こるバグは、プログラムを設計する途中で生まれます。

打ち込まれた動作に対して参照する場所が間違っていたり、無限ループを続けてしまったり、計算間違いを引き起こしたりすることでバグが生じます。

バグが生じると、プログラムが暴走したり、間違った動作をしたり、逆に停止させたりすることもあります。

「バグ」の語源


バグの語源は「虫」という意味の英単語 “bug” です。

“bug” には、他にも以下のような意味があります。

“bug”の意味
  • 誤り
  • 昆虫
  • ウイルス
  • 微生物
  • 熱中
  • 熱狂
スラングとしての “bug”

アメリカでは、話し言葉として “bug” は「人を悩ませる、いらいらさせる」という動詞で使われることがあります。

虫という単語がプログラム上の欠陥を表すようになった経緯は明確になっていません。

19世紀には機械の設計・製造上の誤りや不良がすでに “bug” と呼ばれていた事例が以下のようにいくつか存在します。

「コンピューター上の間違い」という概念

「コンピューターのソフトウェアやプログラミングに間違いが入る」という概念自体は古くから存在します。

そのもっとも古い証拠は1842年までさかのぼります。

解析機関でプログラミングを担当していたエイダ・ラブレスは、1842年に残したメモの中で、「計算手順の入れ間違いにより誤った計算結果が得られる」という事実を記していました。

「バグ」が使われた例

1878年にエジソンが同僚に宛てた手紙のなかで、機械の不具合のことがバグと呼ばれています。

また、第二次世界大戦中でも、レーダーの故障をバグと呼んでいたという記録が残っています。

「バグ」が使われた有名な例

現代と同じプログラム上の欠陥を指す用例で、もっとも有名なエピソードは1947年のグレース・ホッパーの手記です。

彼女はハーバード大学で、初期のコンピュータである「Harvard Mark II」の不具合を調査していました。

その過程でスイッチに蛾が挟まって接触不良を起こしているのを発見し、彼女は日誌に“First actual case of bug being found”(実際にバグが見つかった最初の事例)と書き残したのです。

語源の間違い

グレース・ホッパーの手記がプログラム上の欠陥を “bug” と言うようになった語源であるとネット上で散見されますが、これは間違いなので注意しましょう。

彼女の手記よりも前からbugという言葉は使われていました。

カタカナ語との違い

カタカナ語のバグには、「誤り」以外の意味はないので注意しましょう。

「バグ」の類義語

バグには以下のような類義語があります。

  • エラー
    やり損なうこと・失策
  • ミス
    誤ること・まちがえること
  • 障害
    ものごとの達成や進行のさまたげとなること
  • 故障
    機械や身体などの機能が正常に働かなくなること
  • 瑕疵(かし)
    本来あるべき機能・品質・性能・状態が備わっていないこと
  • 不具合
    システムが想定通りに動作しない状況や、その原因

「バグ」と「エラー」の違い

バグとエラーはそれぞれ以下のような違いがあります。

  • バグ
    エラーが起こる原因のひとつ
  • エラー
    正しくない、もしくは期待されない動作や結果

つまり、バグが原因となってエラーが起きるという違いがあるのです。

「バグ」と「ミス」の違い

  • バグ
    人為的なミスによってプログラム上に組み込まれてしまう欠陥
  • ミス
    人が誤ること・まちがえること

つまり、「人のミスによってバグが生まれる」という流れになるのです。

「バグ」の関連語

バグには以下のような関連語があります。

  • デバッグ
    バグを探して取り除き、修正する作業
  • デバッガ―
    バグを取り除くために用いる専門のソフトウエア
  • バグフィクス
    バグの修正が終わったこと
  • バグフィクス版
    バグが修正されたソフトウェアのバージョン
  • バギープログラム
    多くのバグが含まれ、機能的に正常な役割を果たさないプログラム

デバッグは英語で “debug” と言います。

“debug” は以下のような意味がある言葉です。

“debug” の意味
  • de
    取り除く
  • bug

つまり、 “debug” とはプログラム上の欠陥である虫を取り除くという意味の単語なのです。

「バグ」のまとめ

以上、この記事ではバグについて解説しました。

英語表記バグ(bug)
意味プログラム上の誤りや欠陥
語源「虫」という意味の英単語 “bug”
類義語エラー
ミス

バグの意味だけでなく、関連語や語源もしっかりと理解しておきましょう。

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LEON
LEON
年間100冊読む本の虫。InstagramよりTwitter派。 大学でも、精神分析を学びながら文章の書き方を日々勉強しています。 「言葉」と「心理学用語」の執筆が得意です。