「ブローカー」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ブローカー」です。

「ブローカー」の意味・使い方・語源・類義語・不動産ブローカーについてわかりやすく解説します。

「ブローカー」の意味をスッキリ理解!

ブローカー(broker):仲買人、仲介業者、証券委託売買業者

「ブローカー」の意味を詳しく

「ブローカー」とは、不動産や証券における、仲買人や仲介業者のことです。

また、会計的には、株式や債券の取引の当事者間を仲介する役割をもった機関のことを指してブローカーと呼びます。

 

ブローカーは、扱う品物によって働き方が微妙に異なります。証券市場におけるブローカーは、顧客から有価証券の売買を任されて行います。

ブローカーはある投資家から受けた証券の売買注文と、他の投資家からの売買注文の額をつり合わせることで、取引を成立させます。

取引を仲介し、成功させたことの報酬として、ブローカーは手数料収入を得ることができます。これが、ブローカー業務と呼ばれる仕事です。

 

ブローカーは、証券の売買注文を仲介するだけであるため、証券の価格変動によるリスクを負ったり、自らが自身の有価証券を保有して業務を行うということはありません。これが、ブローカーの特徴です。

また、上記以外にも、外国為替の取引や不動産の取引を行うブローカーも存在します。

ブローカーは、「暴利を貪る(むさぼ)悪商人」の例えとして使われることもあります。「暴利」とは、「不当に高い利息」という意味のため、ここでは「不当な方法で余分に利益を得ている商人」という意味でブローカーが使われることもあります。

「ブローカー」の使い方

  1. 証券の運用をブローカーに任せる。
  2. ブローカーに依頼せず、自分で直接取引を行う。

上の例文のように、証券や為替などの取引をする際に、ブローカーという表現が使われることがあります。

「ブローカー」の語源

ブローカーの語源は複数あると言われています。

まず、古代英語の1つのサクソン語が元であるという説が存在します。サクソン語には、 “broc” という「失敗」を表す単語が存在し、この単語が元になっているのではないかと考えられています。

そして、もう一つの説は英語の “break” が元となっているという説です。かつて株式の大口注文を扱いやすくするために小口注文に分割していたことから、「分割する」という意味を持つbreakが元となってブローカーが誕生したのではないかとされています。

 

また、ブローカーが正式に誕生したのは15世紀のイタリアの株式市場や、証券取引所であるとされています。

「ブローカー」の類義語

ブローカーには以下のような類義語があります。

  • ディーラー:取扱業者・特約店
  • エージェント:代理人・代理店・仲介業者

不動産ブローカー

証券を扱うブローカーと、不動産を扱うブローカーでは職務が異なります。ここでは、不動産ブローカーの職務についてご紹介します。

不動産ブローカーは、自分の人脈を活かして独自に不動産売買の取引を行う人のことです。「不動産を売りたい」と言っている知人に対し、「不動産を買いたい」と言っている人を紹介し、そこで契約がまとまった場合に紹介料を貰うのが仕事です。

一般的な不動産ブローカーは自分で契約業務を行うことは少なく、紹介だけを行って間に不動産仲介業者を介入させ、契約業務は業者に委託することが多いです。これは、間に業者を入れることによって法律違反を回避することができるためです。

 

またアメリカでは、不動産ブローカーの資格は医師や弁護士と並んで三大資格であるとされています。

アメリカには不動産セールスパーソンと不動産ブローカーという資格が存在しますが、不動産セールスパーソンの方には不動産会社を開業できないなどの制約が課せられています。不動産ブローカーの方が、より上位の資格として認められているのです。

まとめ

以上、この記事では「ブローカー」について解説しました。

英語表記ブローカー(broker)
意味仲買人、仲介業者、証券委託売買業者
語源サクソン語 “broc” ・英語 “break”
類義語ディーラー、エージェント
不動産ブローカー人脈を活かし、知人の間で不動産契約を成立させる人

このように、ブローカーは様々なものの仲介人となる人を指す言葉です。扱う品物によって微妙に職務が異なるため、言葉の意味を正確に理解しましょう。