「達観(たっかん)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は熟語の「達観(たっかん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「達観」の意味をスッキリ理解!

達観(たっかん):広い視野を持ち、将来を見通すこと。または、物事の本質を悟ること。

「達観」の意味を詳しく


達観とは、全体や将来を見通すことや、細部に捉われずに物事の本質を悟ることを意味します。それではまず、漢字を見ていきましょう。

「達」は、物事に通ずることや目標に行き着くという意味を持ちます。「観」は、物事を注意深く観察して道理を悟ることを指します。これらの意味を合わせて、物事を観察し、広く見渡すことに通じることを意味します。

また、物事の本質を悟るという意味から、何が起きても冷静に物事が見つめられる人を「達観した人」と表すことがあります。さらには、冷静で悟りきっているという意味が転じて、他人に無関心で冷めた人を「達観している」と皮肉として表現することもあります。

スポンサードリンク

「達観」の使い方

  1. 彼女は今までの経験から、人生を達観している。
  2. 社会の情勢を達観し、最善を尽くす。
  3. 彼は幼い頃から、達観した発言をしていた。
  4. 問題が起きた時こそ、達観する力が求められる。
  5. 数々の困難を乗り越えて、達観の境地に至る。

「達観」の類義語

「達観」には以下の類義語があります。

  • 諦観(ていかん):物事の本質を見極めること。悟り、諦めること
  • 悟り:物事の本質を見極め、理解すること
  • 客観:主観から離れて物事を見ること
  • 俯瞰:全体を大きく見渡すこと

「諦観」は達観と非常によく似た言葉ですが、「諦」という字が含まれてることもあり、よりネガティブな表現です。「観念」と似た意味合いを持ちます。

「客観」と「俯瞰」は、物事を広い視野や多面的な角度で見るという意味では、達観と共通しています。しかし、どちらも将来を見通すことや悟ることという意味を持たないので、達観とは異なります。

スポンサードリンク

「達観」の対義語

「達観」には以下の対義語があります。

  • 執着:一つの物事に捉われること
  • 妄執:特定の考えに捉われること
達観は、物事を広く見渡す意味を持つので、狭い視野に捉われている意味を持つ言葉が対義語になります。

「達観」の英語訳

「達観」を英語に訳すと以下のような表現になります。

Take a long view
(達観する)

See far into the future
(将来を見渡す)

Be philosophical about
(を達観している)

例文
Take a long view of my career.
(自身のキャリアを達観する。)

It is very difficult to see far into the future when you’re young.
(若い時に将来を見渡すことは困難だ。)

He is being philosophical about his life.
(彼は人生を達観している。)

スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では「達観」について解説しました。

読み方 達観(たっかん)
意味 広い視野を持ち、将来を見通すこと。または、物事の本質を悟ること。
類義語 諦観、悟りなど
対義語 執着、妄執
英語訳 Be philosophical about(を達観している)

物事を「達観」できている時、それはその物事の本質や展望を良く理解できている状態だと言えるのではないでしょうか。ある特定の見方に捉われず、広い視野で見通せるといいですね。

スポンサードリンク