「バーター」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「バーター」です。

「バーター」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

「バーター」の意味をスッキリ理解!

バーター(barter):抱き合わせ、物々交換

「バーター」の意味を詳しく

「バーター」は「抱き合わせ」「物々交換」という意味のカタカナ語です。それぞれ、2つを解説します。

「抱き合わせ」の意味

まず、「抱き合わせ」という意味について詳しく解説します。何かと何かをセットとして取り扱うことを「バーター」と言います。よく例としてあげられるのは、芸能人です。

タレント事務所に所属している芸能人は全員が有名というわけではありません。全国的に有名なトップスターもいれば、一方で全く名前の知られていない新人もいます。

 

タレント事務所的には当然所属している芸能人を売り込んで全員を有名にしたいです。そこで、すでに有名な芸能人と無名の芸能人を一緒にテレビやドラマに出演させると、無名の新人も注目されます。

要するに、有名な人の知名度を借りて無名の新人を世間に認知させることができます。このことを「バーター」と言います。

「物々交換」の意味

「物々交換」という意味は単純です。その名前の通りである物とある物を交換することです。たとえば、極端な例で言うと農家が畑で取れた作物と漁師が海で取れた魚を交換するようなことです。

農家はふつう魚を釣りませんし、漁師はふつう農作物は育てません。このように両者にとってそれぞれプラスになるような物々交換を「バーター」と言います。

「バーター」の使い方

  1. 新人アイドルをあの俳優のバーター出演として売り出そう。
  2. バーター取引をビジネスパートナーと行ってきた。
  3. 互いにとってメリットがあるので、バーターしましょう。

「バーター」を使うのは芸能関係かビジネスに関する場面です。①の例文は芸能に関する例文です。先ほどご紹介した「抱き合わせ」という意味で「バーター」が使われています。

ちなみに、上手く「バーター出演」ができたからといって人気が出るとは限りません。注目はしてもらえても、ファンになってもらえるとは限らないからです。ファンビジネスはシビアです。

 

②の例文はビジネスに関する例文です。「バーター取引」というフレーズもよく使います。「バーター取引」とは「相手のサービスや商品を購入するので、代わりに私のサービスや物を購入してください」と互いに交渉することです。「物々交換」に近いですね。

③の例文もビジネスでよく使う表現です。「バーター」は「バーターする」というような使い方をよくします。「バーターする」も「物々交換」の意味に近いです。

「バーター」の語源

「バーター」の語源は2つあります。

英語のbarter

まず、ひとつめが英語のbarterです。これは「物々交換する」という意味です。これが「バーター」の「物々交換する」という意味の語源です。

日本語の「束」

一方で、芸能関係で使う「バーター」は英語のbarterが語源ではありません。日本語の「束」が語源です。「束」をひっくり返して「バーター」と呼ばれるようになりました。

「寿司」のことを「シースー」というような業界用語がありますが、「バーター」もその一種だったのです。

「バーター」の類義語

「バーター」には以下のような類義語があります。

トレード

「トレード」は「取引」「貿易」という意味のカタカナ語です。「トレード」には「物々交換」という意味はないですが、「取引」という点で「バーター」と似ています。

セット

「セット」は「一緒」「抱き合わせ」という意味のカタカナ語です。「バーター」の「抱き合わせ」の意味と日本語では同じですが、「バーター出演」のような意味合いはありません。単純に一緒な状況を指します。

「ポテトセット」などと言います。

まとめ

以上、この記事では「バーター」について解説しました。

英語表記バーター(barter)
意味抱き合わせ、物々交換
語源英語のbarter、日本語の「束」
類義語トレード、セットなど

「バーター」はビジネスでもよく使うカタカナ語です。ぜひ、この記事を参考にしてください。