ことわざ「足元から鳥が立つ」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「足元から鳥が立つ」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳などについてわかりやすく解説します。

スポンサードリンク

「足元から鳥が立つ」の意味をスッキリ理解!

足元から鳥が立つ:身の回りで予期せぬ事態が起こること

「足元から鳥が立つ」の意味を詳しく

「足元から鳥が立つ」とは、身の回りで予期せぬ事態が起こるという意味のことわざです。また、突然思い立ち行動にうつすことも表します。

予想していなかったトラブルが起きたときや、誰かが突拍子もないことをしたときに使います。それらの行動に対する「驚き」や「戸惑い」などの感情が含まれています。

「足元から鳥が立つ」の「足元」は「足下」や「足許」と書いても問題ありません。また、「鳥」を「雉(きじ)」に言い換えても同じ意味になります。別の言い方として、「足元から鳥が飛び立つ」があります。

スポンサードリンク

「足元から鳥が立つ」の使い方

  1. 結婚式の会場まで予約したのに、足元から鳥が立つように婚約が破談となってしまった。
  2. 足元から鳥が立つように、仕事を辞めて海外のボランティアに行ってしまった。

①の例文は、「身の回りで予期せぬ事態が起こる」という意味で「足元から鳥が立つ」を使っています。一方で、②の例文は「突然思い立ち行動にうつす」という意味で使用しています。

「足元から鳥が立つ」の由来

「足元から鳥が立つ」は鳥の行動に由来しています。このことわざは京都の「いろはかるた」の中に出てきます。

人がある程度の距離まで近づくと、鳥は慌てて飛び去ります。そして、鳥が飛び立つときの羽の音に人間は驚きます。

このことから、「足元から鳥が立つ」は「身の回りで予期せぬ事態が起こる」という意味になりました。

逃げない鳥?「ハクセキレイ」とは

日常生活の中でスズメやハトなどを見かけますが、近づくと逃げてしまうことがほとんどです。しかし、「ハクセキレイ」という鳥はあまり逃げません。

ハクセキレイは体長20cmほどの、ムクドリよりも小さい鳥です。頭から肩、背中が黒く、腹と顔が白くなっています。以前は、寒い地域のみで見られ、冬を寒い地域で越す鳥でした。しかし、最近では関東から中部地方にも生息しており、留鳥(りゅうちょう・とどめどり)(※1)になりました。

ハクセキレイは基本的に昆虫を食べますが、雑食なので何でも食べます。そのため、人間が与えたパンくずを食べる姿も、確認されています。しかしながら、野鳥に餌をあげるのはよいことではないので、真似をしないようにしましょう。

 

ハクセキレイはなぜ逃げない鳥といわれるのか疑問に思うかもしれません。これは、スズメやカラスなどと比べると、ハクセキレイは農作物を荒らすことが少ないからとされています。農作物を荒らさないため、人間に追い払われることもありません。

このことから、ハクセキレイは「人間は危害を加えない」と認識していると考えられます。そのため、人が近づいても逃げない鳥といわれています。

  • 留鳥(※1):1年を通して同じ場所に留まる鳥

スポンサードリンク

「足元から鳥が立つ」の類義語

「足元から鳥が立つ」には以下のような類義語があります。

  • 青天(せいてん)の霹靂(へきれき):「足元から鳥が立つ」と同じ意味
  • 藪(やぶ)から棒:「足元から鳥が立つ」と同じ意味
  • 寝耳(ねみみ)に水:「足元から鳥が立つ」と同じ意味
  • 窓から槍(やり):「足元から鳥が立つ」と同じ意味

「足元から鳥が立つ」の英語訳

「足元から鳥が立つ」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Many things happen unlooked for.
    (多くの予期せぬことが起こる。)
スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では「足元から鳥が立つ」について解説しました。

読み方 足元から鳥が立つ
意味 身の回りで予期せぬ事態が起こること
由来 人間が近づくと、鳥は急に飛び立つことが由来
類義語 青天の霹靂、藪から棒、寝耳に水など
英語訳 Many things happen unlooked for.(多くの予期せぬことが起こる。)

予想しないことが起きると、戸惑うことがあります。しかし、冷静に対処していきたいですね。

スポンサードリンク