今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アニュアル」です。
「アニュアル」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「アニュアル」をざっくり言うと……
英語表記 | アニュアル(annual) |
---|---|
意味 | 毎年の |
語源 | 英語の “annual” |
類義語 | アニバーサリー、レギュラーなど |
「アニュアル」とは?
「アニュアル」の意味を詳しく
「アニュアル」は、「毎年の」「例年の」という意味のカタカナ語です。通常、年に1度あるイベントなどのことを指します。
「アニュアル」の使い方
- アニュアルレポートを出版することができる。
- アニュアルインタビューを通じて、会社の方針を理解した。
- アニュアルミーティングでは、会社の重役が集まる。
「アニュアル」を使用する場面は、ビジネスが多いです。企業は毎年取り組んでいることがあります。そういったものについて言及するときに、「アニュアル」を使用することが多いです。
①の例文は、出版物に関する例文です。「アニュアル」は、「レポート」という単語と一緒に使用されることが多いです。「レポート」は「報告書」という意味ですので、「毎年の報告書」という意味になります。
「アニュアルレポート」は、年度末に上場企業が投資家などに発表する財務表をまとめたものです。これを年に1回、年度末に発表するため「アニュアルレポート」と言います。
②の例文は、インタビューに関する例文です。毎年1回行うインタビューのことを「アニュアルインタビュー」と言います。社長などに話を聞いて、会社の今後を知ることができます。
③の例文は、ミーティングに関する例文です。「アニュアルミーティング」は、年に1回開催されるので、大規模なミーティングになることが多いです。そのため、社長や取締役などが参加することはもちろん、地方の支店から参加する人もいます。
「アニュアル」の語源
「アニュアル」の語源は、英語の “annual” です。「1年の」「年1回」「例年の」という意味があります。アメリカの英語で使われる表現には、「卒業アルバム」という意味があります。この場合で使うときは、意味の違いに注意しましょう。
「アニュアル」の類義語
「アニュアル」には以下のような類義語があります。
- アニバーサリー:記念日
- レギュラー:定期
そう考えると、「アニュアル」と似ていますね。「アニバーサリーだ」「アニバーサリーイベント」というように使用します。
「レギュラー」は、「定期」という意味のカタカナ語です。よく「レギュラーの仕事」と言うのを耳にしたことがあると思います。これは「定期的に行っている仕事」という意味です。例えば毎週水曜日に事務所で行う仕事です。
「アニュアル」は、1年に1回という定期的な時間を表しています。その点で「レギュラー」は共通しています。「レギュラー」は、他にも「レギュラーメンバー」「レギュラーシーズン」などという使い方もします。また一方で、「イレギュラー」という単語もあります。
これは逆の意味で「不規則」「不定期」という意味です。こちらも合わせて覚えておくと混同しなくて済みます。
まとめ
以上、この記事では「アニュアル」について解説しました。
英語表記 | アニュアル(annual) |
---|---|
意味 | 毎年の |
語源 | 英語の “annual” |
類義語 | アニバーサリー、レギュラーなど |
「アニュアル」は、ビジネスシーンでよく使用するカタカナ語です。日常の会話ではあまり使いません。しかしながら、いざ使うときに意味が分からなくて困るものです。
ぜひこの記事で、「アニュアル」の意味や使い方を理解して実生活に役立てましょう。