「親和性(しんわせい)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「親和性」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「親和性」の意味をスッキリ理解!

親和性(しんわせい):物質が他の物質と容易に結合する性質や傾向・ものごとの相性の良さ

「親和性」の意味を詳しく

「親和性」とは、物質が他の物質と容易に結合する性質や傾向・ものごとの相性の良さのことです。

科学的・物理的な意味と、それ以外のビジネスなどの場面で使われる意味があります。それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。

科学・物理的な「親和性」の意味

科学・物理的な「親和性」の意味は、「物質が他の物質と結合しやすい性質や傾向」のことです。

大きな物体ではなく、粒子や分子レベルでの結合のしやすさを表すときに使われるのが一般的です。

それ以外にも以下のようなものを表します。

  • ウイルスが特定の細胞・臓器で繁殖しやすい性質
  • 細菌が特定の細胞・臓器で繁殖しやすい性質

ビジネスにおける「親和性」の意味

物理・科学以外での場面での「親和性」は、「ものごとの相性の良さ」という意味で使われます。

ある機械と、アプリケーションの相性であったり、特定の調理器具と調理方法であったり、幅広い分野で使われます。

近年では、特に機械やデジタルの分野で使われる機会が増えています。

 

また、対人関係において「親和性が高い」という表現が使われることがあります。本来は、このような使い方はされませんでしたし、現在でも、辞書的な意味からすると誤用と言えます。

しかし、最近では、「個人がある集団の中で能力の相性がいい・適性がある」という意味で使われるようになりました。

また、「個人と個人の性格的・能力的な相性がいい」という意味で使われることもあります。

「親和性」の使い方

  1. このウイルスは肺との親和性が高いので、気管支系の持病がある人は注意が必要だ。
  2. 洗剤は汚れとの親和性があるので、汚れを落とすことができる。
  3. 今人気のスマホゲームはiPhoneとの親和性が高いらしい。
  4. この俳優は、主人公との親和性が高かったね。

➊と➋の「親和性」は、物理・科学的な分野での相性の良さについて言っています。➌の「親和性」は、「ものごとの相性の良さ」を表しています。

➍の「親和性」は、「人と人の相性の良さ」を表すために使われています。

上のように、「相性がいい」ことを「親和性が高い」「親和性がある」という言い方をします。

一方で、「相性がよくない」ことを「親和性が低い」「親和性がない」と表現をすることは少ないです。

「親和性」の類義語

「親和性」には以下のような類義語があります。

  • 融和(ゆうわ):溶けてまじりあうこと・打ち解けて仲良くなること

「融和」も「親和性」と同じように、粒子レベルから対人関係についてまで使われる言葉です。

「融和する」という形で使われます。

「親和性」の対義語

「親和性」には以下のような対義語があります。

  • 排他性(はいたせい):自分以外を受け入れないこと・他を排除すること

「親和性」の英語訳

「親和性」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • affinity
    (親和性)
“affinity” は「親和性」以外にも以下のような訳をされます。

  • 類似性
  • 親近感
  • (共通の起源からくる)密接な関係

まとめ

以上、この記事では「親和性」について解説しました。

読み方親和性(しんわせい)
意味物質が他の物質と容易に結合する性質や傾向・ものごとの相性の良さ
類義語融和
対義語排他性
英語訳affinity(親和性)

「親和性」は、さまざまなものに対して使われる言葉です。意味を理解するのはもちろんですが、自分でも会話の中に取り入れられるといいでしょう。