今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「イノセント」です。
「イノセント」の言葉の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。
☆「イノセント」をざっくり言うと……
英語表記 | イノセント(innocent) |
---|---|
意味 | 無実の、無邪気な |
語源 | 英語で「無実」を意味する “innocent” から |
類義語 | 無辜、潔白、純潔など |
「イノセント」とは?
「イノセント」の意味を詳しく
「イノセント」には、2つの意味があります。
1つ目に「無実の」「潔白な」という意味です。これは「法的に有罪でない」ということです。
2つ目に「無邪気な」「純粋な」という意味もあります。主に感情や性格が、汚れのない子どものようであることを表します。
「イノセント」の使い方
- 子どもたちのイノセントな感性からヒントを得る。
- イノセントな愛を貫く。
- イノセント感があるファッションが好みだ。
上記の例文のように、「イノセント」は「無邪気な」という意味で用いられることが多いです。
また、③の例文にあるように、「イノセント」はファッション・アパレル関係の用語として使われることもあります。ここでの「イノセント」は、「清潔感」という意味です。
「イノセント」の語源
日本語の「イノセント」の語源は英語の “innocent” です。
“innocent” には、「イノセント」と同じように「無実の」「無邪気な」というどちらの意味も含まれています。
しかし、「無邪気」であることから転じて、純粋なせいですぐに人にダマされるという意味の「お人よし」や「馬鹿」というニュアンスで用いられることもあるので注意しましょう。
「イノセント」の類義語
「イノセント」には以下のような類義語があります。
- 無辜(むこ):罪のないこと。また、その人
- 潔白(けっぱく):心や行いがきれいなこと
- 純潔:けがれがなく心が清らかなこと
- ピュア:まじりけのないさま、けがれのないさま
- 無垢(むく):けがれがなく純真なこと。うぶなこと
「無辜」は、「イノセント」の「無実の」という意味と共通した意味を持っています。
「潔白」「純潔」「ピュア」「無垢」は、「イノセント」の「無邪気な」という意味と共通した意味を持っています。ちなみに、「ピュア」は、英単語で「純粋」を意味する “pure” を語源とするカタカナ語です。
まとめ
以上、この記事では「イノセント」について解説しました。
英語表記 | イノセント(innocent) |
---|---|
意味 | 無実の、無邪気な |
語源 | 英語で「無実」を意味する “innocent” から |
類義語 | 無辜、潔白、純潔など |
社会に出て様々な経験をしていくうちに、子どもの頃に持っていたイノセントな感情は、段々と消えていってしまいますよね。イノセントな気持ちも大事にして、上手く折り合いを付けることができるといいですね。
いざ「イノセント」という言葉を使う場面が来た時のために、しっかりと意味と使い方を理解しておきましょう。