ネット用語「絶起(ぜっき)」の意味と使い方をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、ネット用語の「絶起(ぜっき)」です。

言葉の意味・使い方・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「絶起」の意味をスッキリ理解!

絶起(ぜっき):その日の予定に間に合わない時刻に起床すること

「絶起」の意味を詳しく

「絶起」とは、「絶望の起床」の略語です。「絶望の起床」とは、その名の通り、テストやバイトなどの大事な用事に間に合わないような、絶望感をともなう寝坊のことを指します。

大学生になるとそれまでの規則正しい生活から、始業時間がバラバラなうえ、サークルなどで帰宅時間が遅くなりがちな生活に変わります。一人暮らしをする人も増え、多くの人が生活リズムを崩します。

そんな状況の中、「もっと早くに起きなければならなかったのに、寝坊してしまった」ということも多く発生するようになります。そのような大学生を中心に、寝坊の絶望感を端的に表すことのできる言葉として「絶起」が流行しました。

 

現在では、「絶起」という言い回しが乱用され、「絶望」というニュアンスが薄れつつあります。そのため、単に「寝坊した」という意味で使用されることもあります。

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「絶起」の使い方

  1. 絶起して1限のテストに間に合わなかった。
  2. 目覚ましが壊れていたのが絶起の理由だ。

「絶起」はインターネット上を中心に使用され、日常生活ではそれほど使用されません。しかし、①や②の例文からわかるように、文自体は日常会話でも使いやすい形になっています。そのため、学生同士のくだけた会話では自然に登場するようになっています。

①の例文では、もともとの意味に近い形で「絶起」が使用されています。この例文のように、「絶起」の直後に「する」とつけ、動詞化した形でもよく使用されます。

また、②の例文のように、特に大きな予定の存在をほのめかさず、「寝坊」により近いニュアンスで使用することもできます。

「絶起」の英語訳

絶起を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • oversleeping and a sense of  hopelessness
    (寝坊と絶望感)
  • oversleeping
    (寝坊)

英語には「絶起」に相当する概念がないため、英訳する際には「絶起」のなにを強調したいか、名詞・動詞のどちらとして使うのかが鍵になります。

綺麗な訳にはなりませんが、単に「絶起」と言いたいときには「寝坊」の意味と「絶望感」の意味を併記させた”oversleeping and a sence of hopelessness”(寝坊と絶望感)などと表現するのがよいでしょう。

 

「絶起した」と動詞で表現したいのであれば”overslept, hence my despair”(寝坊し、それゆえに絶望した)などと表現するのがより自然です。

“oversleep hopelessly”(絶望的に寝坊する)であると、少しニュアンスが変わり、「どうしようもなく寝坊した」と、寝過ごした時間の長さを想起させます 。一定の時間を過ぎてしまったことによる絶望感が薄れるため、あまり正確ではありません。

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まとめ

以上、この記事では「絶起」について解説しました。

読み方絶起(ぜっき)
意味その日の予定に間に合わない時刻に起床すること
英語訳oversleeping and a sense of  hopelessness(寝坊と絶望感)

「絶起」は、誰しも経験のある「大事な予定や約束があったのに寝坊してしまった」という状況を端的に表すことのできる便利な言葉です。

一般的には浸透していない若者言葉ではありますが、「絶起」の意味を知っている者同士で使用すると、会話をスムーズにしてくれることもあります。

「絶起」をしない生活ができるに越したことはありませんが、覚えておくと寝坊の絶望感を誰かと共有できるかもしれません。

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