「有志(ゆうし)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「有志(ゆうし)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「有志」の意味をスッキリ理解!

有志(ゆうし):ある事柄に志や関心を持っていること、その人

「有志」の意味を詳しく

「有志」とは、「ある事柄に志や関心を持っていること、その人」という意味です。

一緒に物事を行おうとする気持ち、またその気持ちを持つ人々のことを指します。ある物事に対し、同じ意見を持つ人や明確な意志を持った人々を「有志」といいます。

「有志」は実際に参加する人、お金を出してくれる人、計画をする人、準備をしてくれる人、などと関わり方はさまざまです。ただ一緒に物事を行う人よりは、「同じ意志を持つ人々・集団」というニュアンスが強いです。

「有志」の使い方

「有志」は、以下のような表現で使用されることが多いです。

  • 有志を募る
  • 有志を集める
  • 有志
  • 有志の皆様
  • 有志募集
  • 有志バンド

「有志を募る」「有志を集める」は、何かのイベントや行事の際に、募集の広告や紙に書かれています。

「有志バンド」とは、強制ではなく自分から興味があると申し込んで集まってきた人たちで結成されたバンドを表します。似た表現として、「有志ステージ」というものもあります。

 

例文は以下の通りです。

  • 有志による寄贈を何にするか決めるため、会議を開く。
  • 社内の新規プロジェクトの発足に賛同してくれる有志を社内メールで募る。
  • 来年度開催予定の町内イベントの運営に携わる有志を集めている。
  • 合唱コンクールの校歌斉唱でピアノを演奏したいという有志者を募集している。
  • 部長の定年を祝うための会の賛同者を募るため、有志募集の社内メールを作成し送信した。
  • 本年度の文化祭の有志バンドへ入りたい人は、運営代表のメールに連絡を入れる必要がある。

 

また、特にお金や品物などを贈るときに「有志一同」を使用します。ただし、そもそも「有志」には「人々」という意味があるため、「有志一同」は「人々」という意味が重複した表現になります。

このことから、所属者全員の場合には「〜部 一同」とし、一部の賛同する人のみの場合に「〜部 有志」と書き分けた方が日本語表現的に適切と言えるでしょう。

「有志」と「一同」の違い
  • 「〜部 一同」:居合わせた人々全員・みんな
  • 「〜部 有志」:一部の賛同する人のみ

「有志」の類義語

「有志」には以下のような類義語があります。

  • ボランティア:志願者、奉仕者、自らの意志により(公共性の高い活動へ)参加する人のこと、またはその活動のこと

例文は以下の通りです。

  • 8月に開催される花火大会での、後片付けボランティアを募集する。

  • 毎月、ボランティアで河川敷のゴミ拾いを行う。

「有志」と「ボランティア」の違い
  • 有志:「無償で何かをやる人々」に限らず、「同じ意志を持つ人々」を指して使用される。

  • ボランティア:一般に、「無償」で参加する社会事業などに対して用いられる。

上記のように、「有志=必ずしも無償で何かをするとは限らない」点が大きな相違点です。そのため、「有志」の方が意味が広く、意味的に「ボランティア」は「有志」に内包されます。

「有志」の英語訳

「有志」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • volunteer
    (有志)

まとめ

以上、この記事では「有志」について解説しました。

読み方有志(ゆうし)
意味ある事柄に志や関心を持っていること、その人
類義語ボランティア
英語訳volunteer(有志)

社内でのプロジェクトが発足したときやプレゼントを購入するとき、お香典を出す時などに、「有志」を募ることがあります。「一同」との違いに注意して使い分けることができるように、例文とともに覚えましょう。