「夢心地(ゆめごこち)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「夢心地(ゆめごこち)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「夢心地」の意味をスッキリ理解!

夢心地(ゆめごこち):夢を見ているときのように、気を張っておらず心地よいさま

「夢心地」の意味を詳しく

「夢心地」とは、夢を見ているときのような、うっとりした心地よい状態を意味します。字面のままですが、使い方によってニュアンスが変わります。

基本的には、美しい景色や芸術作品などを見て、心がうっとりする時にポジティブな意味で使われます。「美しい演奏を聴いて、夢心地になった」などの使い方があります。

ただ、「夢心地」を使う場面の中には、「この状況がいつまでも続くわけではない」という儚(はかな)さをニュアンスに含むことがあります。「いつまでも浮かれているわけにはいかない」といった意識を呼び起こすために、「いつまでも夢心地でいてはいけない」などと表現することもあります。

「夢心地」の使い方

  1. 有名音楽家の奏でるピアノの音に、夢心地で聴き入っている自分がいた。
  2. 成績優秀者として選出された彼女の顔を見ると、夢心地のようだった。
  3. 強敵を倒したそのチームの主将は、「勝利はもう過去のこと。いつまでも夢心地でいるわけにはいかない」と述べた。

①では、ピアノの美しい調べに心が奪われている様子が描かれています。

②では、成績勇者として選ばれた彼女の嬉しさが、顔に現れている様子を述べています。喜びを表す時にも「夢心地」は用います。

③の「夢心地」は、いつまでもその状況が続かないという現実にも目を向けて用いられています。嬉しい気分をすぐに切り替える主将の様子が描かれていますね。

「夢心地」の類義語

夢心地には以下のような類義語があります。

  • 夢見心地(ゆめみごこち):夢を見ているようなうっとりした気分。夢心地と同義。
  • 陶酔(とうすい):心を奪われてうっとりすること。
  • 夢現(ゆめうつつ):夢か現実かはっきりせず、意識がぼんやりしているさま。

夢見心地は、夢心地と置き換えて問題ありません。

陶酔は、美しい芸術作品などに心が惹かれ、その美しさに浸っている状態を指します。嬉しいことがあった時などに用いる表現ではありません。

夢現は、意識がはっきりしていない時に使う言葉です。「夢心地」とは違い、そこに「嬉しい」などの明確な感情はありません。ただただぼんやりしている時に使います。

「夢心地」の英語訳

夢心地を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • moony
    (ぼんやりした)
  • in a dream
    (夢心地で)
  • in a trance
    (夢心地で)

それぞれ、「夢心地の状態で」という副詞的な役割を果たします。

“in a dream” は、実際に夢を見ているときにも用いますが、「夢心地」の意味でも使われます。

それぞれの例文は以下の通りです。

例文
  • After hearing the news that she passed the exam, I was moony.
    (合格の知らせを聞いた後、私は夢心地だった。)
  • We saw that nice view in a dream.
    (その素晴らしい景色を、私たちhあ夢心地で眺めた。)
  • The reason why he is in a trance now is that he met a person he has been admiring.
    (彼が今夢心地なのは、憧れの人にあったからだ。)

まとめ

以上、この記事では「夢心地」について解説しました。

読み方夢心地(ゆめごこち)
意味夢を見ているときのように、気を張っておらず心地よいさま
類義語夢見心地、陶酔、夢現
英語訳moony, in a dream, in a trance

「夢心地」は、時に浸りたいものであり、時に浸りすぎてはいけないものですね。言葉の意味を押さえて、上手に「夢心地」と付き合っていきましょう。