「良いお年を(よいおとしを)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、「良いお年を(よいおとしを)」です。

言葉の意味・使い方・英語訳についてわかりやすく解説します。

「良いお年を」の意味をスッキリ理解!

良いお年を(よいおとしを):来年が相手にとってよい一年になることを願う挨拶

「良いお年を」の意味を詳しく

「良いお年を」とは、来年が相手にとってよい一年になることを願う挨拶です。

年末は、新しい年を迎えるのにあたって大掃除や一年の総決算など、やるべきことがたくさんあります。

もともと、一年の買い物を「つけ」として年末に後払いする、という慣習がありました。支払いをする側の庶民にとっては、このつけ払いは年末に済ませなければならない大きな仕事の一つであったのです。

「それらを済ませ、すっきりとした気持ちで新年を迎えられるように」という思いを表現するのが、「良いお年を」の意味です。

 

「良いお年を」はそういった背景から生まれた、新年を迎えることへの祈りを込める言葉です。

そのため、短縮せず丁寧に表現したい場合には、「良いお年をお迎えください」となります。

「良いお年をお過ごしください」は誤りであるため気をつけましょう。

「良いお年を」の使える場面・使えない場面

「良いお年を」は、12月中旬〜12月30日の間に使うことのできる挨拶です。

12月31日は大晦日であり、新年を迎える準備の整った段階であると判断されるため、「良いお年を」という挨拶は適しません。

また、相手が喪中である場合にも「良いお年を」という挨拶は避けた方がよいでしょう。代わりに、「来年もよろしくお願いします」と挨拶をするのが無難です。

一方、自分自身が喪中であるときは「良いお年を」を使っても構いません。

「良いお年を」の使い方

  1. 今年もお世話になりました。 良いお年を 
  2. 良いお年を をお迎えくださいね。
  3. 良いお年を 」「あなたも、 良いお年を

上記の例文のように、「良いお年を」は年の終わりの挨拶として使われます。

①の例文では、その年の付き合いに感謝の気持ちを伝えた後、次の年も相手が幸せであることを願っています。

②の例文では、「良いお年を」を短縮せず、丁寧に伝えています。

③の例文では、お互いに「良いお年を」という挨拶を交わしています。この例文のように、「良いお年を」と言われたとき、相手にも「良いお年を」と返すのが一般的な礼儀です。

「良いお年を」の英語訳

良いお年をを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Have a happy new year.
    (良い新年を迎えてください。)
  • Have a wonderful holiday!
    (いい休日を!)

“Have a happy new year.” の意味

Have a happy new year. ” は、翌年の幸せを祈る表現です。

“happy” は “great” や “wonderful” といった別の形容詞に置き換えることができます。

“Have a wonderful holiday!” の意味

Have a wonderful holiday! ” は、年末に限らず使える表現です。

“holiday” は「休日」という意味を持つ英単語であるため、休暇や祝日の前であればどういった場面でも使えます。

新年全体の幸福を祈るというより、「年明けの数日間の休暇を楽しめるように」というニュアンスになるため、使い方には気を付けましょう。

まとめ

以上、この記事では「良いお年を」について解説しました。

読み方良いお年を(よいおとしを)
意味来年が相手にとってよい一年になることを願う挨拶
英語訳Have a happy new year.(良い新年を迎えてください。)

「良いお年を」は年末の定型的な挨拶ですが、使える場面やニュアンスが限られているため、正しい意味で使えるようにしましょう。

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ひな
ひな
国文学専攻の現役東大生ライター。 言葉には人と人をつなぐ力があると信じています。 間違えやすい言葉・新しい言葉の執筆が得意です。