「夜半(よはん・よわ)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「夜半(よはん・よわ)」です。

言葉の意味・使い方・語源・類義語・対義語・英語訳・1日の時間帯の呼び方についてわかりやすく解説します。

「夜半(よはん・よわ)」の意味をスッキリ理解!

夜半(よはん・よわ):夜がふけ、人々が寝静まったころ

気象庁は、「夜半」の指す具体的な時間を「0時の前後それぞれ30分間くらいを合わせた1時間くらい」と定めています。

「夜半(よはん・よわ)」の意味を詳しく

「夜半(よはん・よわ)」とは、0時の前後30分間の夜のふけた時間を指します。

「夜半」は、古典作品などに多く使われる文語表現であり、日常会話ではあまり使われません。

「夜半(よはん・よわ)」の使い方

  1. 残業をしていたら、帰宅が夜半になってしまった。
  2. 古典の授業で『夜半(よわ)の寝覚(ねざめ)』を読んだ。

①の例文では、夜遅くの帰宅であったことを示すために「夜半」が使われています。

②の例文に登場する『夜半の寝覚』は、平安時代後期の物語に書かれた王朝物語です。有名な作品ですが、明確な作者はわかっていません。

「夜半(よはん・よわ)」の語源

「夜半(よはん・よわ)」の語源は、夜の中間点という意味から来ています。

  • :午後6時から翌日の午前6時まで (気象庁より)
  • :半分

午後6時から翌日の午前6時までの夜の中間点は、0時です。このため、0時台の時刻を表す「夜半」という表現が使われるようになりました。

「夜半(よはん・よわ)」の類義語

「夜半(よはん・よわ)」には以下のような類義語があります。

  • 夜中:比較的長い夜の時間のこと
  • 真夜中:夜の遅い時間であることをより強調する語
  • 深夜:夜の長い時間のこと、「料金」などと合わさり複合語として使う
  • 夜更け:夜の非常に遅い時間のこと

夜を表す語は、数多くあります。言葉により微妙に意味が異なりますので、違いをしっかりと押さえて、使い分けましょう。

「夜半(よはん・よわ)」の対義語

「夜半(よはん・よわ)」には以下のような対義語があります。

  • 朝旦:午前6時頃から午前9時頃まで
  • 昼前:午前9時頃から12時頃まで

いずれも「朝」を示す言葉ですが、指している時間は大きく異なります。ニュースなどでこれらの言葉を見た時、違いがわかるようにしましょう。

「夜半(よはん・よわ)」の英語訳

「夜半(よはん・よわ)」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • midnight
    (真夜中)
  • the middle of the night
    (夜半)

1日の時間帯の呼び方

0時の前後30分のことを「夜半」と呼ぶということを紹介しましたが、他の時間帯にもそれぞれ名前がついています。

時間帯気象庁の予報用語
0~3時未明
3~6時明け方
6~9時
9~12時昼前
12~15時昼過ぎ
15~18時夕方
18~21時夜のはじめ頃
21~24時夜遅く

これらの言葉は、気象庁により定義された言葉で、ニュースや新聞では日常的に使われています。それぞれの意味を頭に入れておくと、より鮮明に情報を理解することができます。

まとめ

以上、この記事では「夜半(よはん・よわ)」について解説しました。

読み方夜半(よはん・よわ)
意味夜がふけ、人々が寝静まったころ
語源「夜」(午後6時から翌日の午前6時まで) + 「半」(真ん中)
類義語夜中、真夜中、深夜など
対義語朝旦、昼前など
英語訳midnight(真夜中)、the middle of the night(夜半)など

日本語には時間を表す言葉がたくさんあります。中には、明確な定義のない語もありますが、気象庁により言葉の意味する時間が定められている語もあります。それらの知識は、日頃情報を受け取るときはもちろん、伝える際にも役に立ちます。違いをしっかりと区別して頭に入れましょう。