ことわざ「柳に風」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「柳に風」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「柳に風」の意味をスッキリ理解!

柳に風:相手に逆らわず、さらりと受け流すこと

「柳に風」の意味を詳しく


「柳に風」とは、相手に逆らわず、さらりと受け流してあしらうことのたとえです。

また、柳が風になびくように、逆らわなければ災いを受けないという意味もあります。

柳の枝は、どんなに強い風が吹いてもさらりと受け流し、折れてしまうことはありません。このことから、たとえ手強い相手であっても、さらりとかわして巧みにやり過ごすことのたとえとして、このことわざに使われています。

 

「風に柳」ともいいます。

ビジネスシーンにおいて、苦手な人と接する時や辛い立場におちいっている時などに使われることが多いです。

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「柳に風」の使い方

  1. あまり考え込みすぎないで。時には柳に風で受け流すことも大事だよ。
  2. いくら仕事だからとはいえ、あんまり一生懸命になりすぎると辛くなるよ。柳に風ぐらいで、気楽にいこうよ。
  3. 部長は実に無駄話が多いから、柳に風を決め込んでおこう。
  4. 顧客からのクレームが殺到しているのに、あの人は柳に風とこなしていく。僕にはとても真似できない。

「柳に風」の類義語

「柳に風」には以下のような類義語があります。

  • 馬の耳に風
  • 柳に雪折れなし
  • 柳に受ける
  • 柳で暮らせ
  • 柳に風と受け流す

ここで注意したいのが、「馬耳東風(ばじとうふう)」という四字熟語です。

「柳に風」と同じ意味として使う人も少なくありませんが、厳密に言うと同じ意味ではありません。

 

「馬耳東風」は、春風が吹いても馬は何も感動しないということを表します。つまり、忠告しても通じない、というネガティブな意味です。

よって、あえてさらりと受け流すという意味である「柳に風」と混同しないよう注意が必要です。

 

また、「暖簾に腕押し」ということわざも「柳に風」と混同されがちなので、注意が必要です。

「暖簾に腕押し」は、少しも手応えがないという意味です。相手に対する自己の感情を表現することが多いです。

よって、自分自身の心がけを表す「柳に風」とは意味が異なります。

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「柳に風」の英語訳

「柳に風」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • No reply is best.
    (返事をしないのに越したことはない。)

まとめ

以上、この記事では「柳に風」について解説しました。

意味 相手に逆らわず、さらりと受け流してあしらうことのたとえ
類義語 馬の耳に風、柳に雪折れなし、柳で暮らせ
英語訳 No reply is best.(返事をしないのに越したことはない。)

辛いことがあるたびに落ち込んだり、ストレスを溜め込んでいては身が持ちません。

心身ともに健康でいるためにも、柳に風という言葉は自分の戒めとして大切です。

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