ネット用語「闇落ち(やみおち)」の意味と使い方をわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、ネット用語の「闇落ち(やみおち)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「闇落ち」の意味をスッキリ理解!

闇落ち(やみおち):善人側だった主人公やその仲間などが悪役側に変わってしまうこと

「闇落ち」の意味を詳しく

「闇落ち」とは、正義を信条として生きていたはずの登場人物が、特定の出来事などをきっかけに悪の立場に変化することを指します。「闇堕ち」とも表記されます。

多くの場合は、もともとそのキャラクターが抱え、表面上は隠していた劣等感などの負の感情が、なにかをきっかけとして表面化して「闇落ち」となります。きっかけは友情などのもつれや、思い通りにならない世界への不満の発露など、多岐に渡ります。

負の感情が爆発したとき、本人の意思により、善人として生きることをやめ悪役に転じたり、主人公と対立する側に寝返って「闇落ち」が完成するのです。

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「闇落ち」の使い方

  1. まさか彼が闇落ちするなんて予想もしていなかった。
  2. 闇落ちの結果、彼女は主人公にとって最大の敵となってしまった。

①の例文でも②の例文でも、「闇落ち」は物語の大きな転換点として重要視されています。

①の例文のように、読者や視聴者に衝撃を与えたり、また②のように物語の展開を大きく動かしたりなど、物語を盛り上げる一つの要素として「闇落ち」は熱く語られがちとなります。

「闇落ち」の類義語

闇落ちには以下のような類義語があります。

  • 悪堕(あくお)ち:悪役や敵側に強制的に引き込まれること

「闇落ち」には、そのキャラクターの内面が原因となって悪に成り果てるという意味があります。一方で、「悪堕ち」は、そのキャラクター自身の内面にどんな感情が存在するのか、という点に関係なく、登場人物が悪の手に強制的に落ちてしまうことを指します。

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「闇落ち」の対義語

闇落ちには以下のような対義語があります。

  • 光堕(ひかりお)ち:悪役や主人公にとっての敵側が、善人側や主人公側に変わること

悪役の改心は、伝統的な物語の構成としてよく現れる要素です。

本来、そういった改心はよいこととして描かれます。しかし、近年の創作物においては、「悪」の側にも確固たる信念が存在することも多く、「悪」を必ずしも絶対的な悪とはしない傾向があります。

そのため、「闇落ち」と対をなす概念として、「光堕ち」をあえてネガティブな「堕ち」という言葉を含んで表しているのです。

「闇落ち」の英語訳

闇落ちを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Replacing one’s mind and becoming a villain
    (心変わりして悪役になること)
  • Falling into darkness
    (闇に落ちること)

“Replacing one’s mind and becoming a villain”は、長い分、より丁寧に「闇落ち」の概念を説明できる言葉となります。説明くさくなってしまうのが難点ですが、「闇落ち」を知らない外国人に説明する際は、このように伝えるとよいでしょう。

一方、”Falling into darkness”は直訳に近く端的ですが、その分「暗闇の中に落下する」という、物理的な闇のイメージが強く反映されます。より正確に伝えたい場合には不向きな表現です。

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まとめ

以上、この記事では「闇落ち」について解説しました。

読み方闇落ち(やみおち)
意味善人側だった主人公やその仲間などが悪役側に変わってしまうこと
類義語悪堕ち
対義語光堕ち
英語訳Replacing one’s mind and becoming a villain(心変わりして悪役になること)

「闇落ち」はある意味、多くの作品でテンプレート化した展開だと言うこともできます。一方、多くの作品で採用されるほど、作品を盛り上げてくれる要素であるとも言えます。

創作の1要素として欠かせないものになった今、「闇落ち」は知っているべき大事な概念となっているのです。

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