ことわざ「病は気から」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「病(やまい)は気(き)から」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「病は気から」の意味をスッキリ理解!

病(やまい)は気(き)から:病気は気の持ちようによって、良くも悪くもなるということ

「病は気から」の意味を詳しく

「病は気から」は、病気は気の持ちようによって良くも悪くもなるという意味のことわざです。

簡単に言うと、明るい気持ちで前向きに考えていた方が病気は良くなり、暗く悲観的な気持ちでいた方が病気は悪くなるということです。

不安なことや心配なことがあって憂鬱(ゆううつ)な気分でいるより、「きっと治る」「大丈夫だ」といった心持ちでいた方がよいという教訓でもあります。

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「病は気から」の使い方

  1. なんか熱っぽい気はするが、病は気からと言うし、深く考えないようにしよう。
  2. 検査の結果、病気にかかってしまったことがわかったが、病は気からというし前向きに向き合って治していこう。

「病は気から」の由来

中国最古の医学書『黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)』に、「百病は気に生ず」という言葉があります。

この言葉が「病は気から」の由来です。

 

東洋医学で「気」は、全てのものに繋がる「最大のエネルギー」とされていました。また、中国漢方医学でも、「気・血・水」が全てのエネルギーの源だと考えられていました。東洋医学・中国漢方医学は、医学の分野こそ違うものの、「気」という言葉の認識は共通していました。

この時代の「気」は、単なる「気持ち」という意味だけでなく、その「気持ち」を作るための無形の生命のエネルギーだと捉えられていました。

日本では飛鳥時代から平安時代に遣唐使(けんとうし)・遣隋使(けんずいし)によって中国医学や漢方薬が伝わりました。その時に、「気」の思想も伝わったと言われています。

中国最古の医学書『黄帝内経素問』

2000年の時を超えて、未だ使われている東洋医学の教えは、「病は気から」という言葉以外にもたくさんあります。以下に、その代表例を紹介します。

女性は7の倍数、男性は8の倍数で体が変化する

女性
  • 7歳:髪が長くなり、乳歯から永久歯に生え変わる。
  • 14歳:月経が始まる。子供が産めるようになる。
  • 21歳:体が成長し、身長も伸びきる。
  • 28歳:筋肉や骨がしっかりし、髪の長さは縮まる。身体が盛んになる。
  • 35歳:顔のハリや艶(つや)が無くなり始める。
  • 42歳:顔がやつれて白髪が増え始める。
  • 49歳:身体が衰え始め、閉経する。
男性
  • 8歳:髪が長くなり、乳歯から永久歯に生え変わる。
  • 16歳:精通を迎える。子供を作ることができるようになる。
  • 24歳:筋肉や骨がしっかりし、身体が盛んになる。
  • 32歳:筋肉がさらに強くなり、たくましくなる。
  • 40歳:体力や体毛の成長が衰える。
  • 48歳:肉体的に衰え、白髪が増え始める。
  • 56歳:生殖(せいしょく)機能が弱まり、体が衰える。
  • 64歳:身体的に衰え、歯や髪が抜ける。
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「病は気から」の類義語

「病は気から」には以下のような類義語があります。

  • 心配は身の毒:心配することは健康に非常によくないからやめた方がよいということ
  • 百病は気から起こる:全ての病気は気持ちで生ずるという意味
  • 万の病は心から:全ての病気は心の持ちようによって発症するという意味

「病は気から」の英語訳

「病は気から」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Care killed the cat.
    (心配事は猫を殺す。)
  • Fancy may kill or cure.
    (空想は人を殺しも生かしもする。)
  • illness starts in the mind.
    (病気は心配から始まる。)
かつて、猫は簡単には病気にならないので、9つの命を持つと言われていました。一番上の例文は、「心配事は、その猫さえ殺してしまう」という意味です。

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まとめ

以上、この記事では「病は気から」について解説しました。

読み方病(やまい)は気(き)から
意味病気は気の持ちようによって良くも悪くもなるということ
由来中国最古の医学書『黄帝内経素問』の「百病は気に生ず」という言葉が由来
類義語心配は身の毒、百病は気から起こる、万の病は心からなど
英語訳Care killed the cat.(心配事は猫を殺す。)

病は気からと言いますが、思い込まずに、体調が悪いと感じた時は無理せずに休むことも大切です。

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