レスリングを知る !「グレコローマン」と「フリースタイル」の違い

違いのギモン

多くの日本人も活躍しているレスリングですが、よく試合などで「グレコローマン」と「フリースタイル」という言葉を耳にします。この二つは一体何が違うのでしょうか。この記事で詳しく解説していきます。

スポンサードリンク

結論:使える身体の場所が違う

「グレコローマン」は腰から下を攻防に使用できないレスリングの競技形式です。

「フリースタイル」は全身を攻防に使用することができるレスリングの競技形式です。

「グレコローマン」をもっと詳しく

正確には「グレコローマンスタイル」という、レスリングの競技形式の一つです。男子のみの種目です。

腰から下を攻撃や防御に用いてはいけません。腰から下を掴んだり、足を使って攻撃したりすることはルールで禁止されています。

そのため、足にタックルしたり、足を払ったり、投げられそうになった時に相手の下半身をつかんで防御したりすることは反則です。

このように上半身だけで戦うため、投げ技が中心となることが多いです。また、寝技も用いられます。

投げ技には、反り投げのスープレックスや、一本背負いなどがあります。

「グレコローマン」のポイント

レスリングでは試合中に展開された技によって、ポイントが攻撃した側に与えられます。

1点

  • 相手を場外に出したとき(場外ポイント)
  • 投げ技で、相手の肩を90度以上マットに向けさせられなかった場合(コレクトホールド)
  • 攻撃側が反則した場合
  • チャレンジ(ビデオチェックを要求)したが、審議の結果判定が変わらなかった場合(相手に1点)

2点

  • 相手の背後に回り、両手・両ひざのうち3点をマットにつかせる(テークダウン)
  • 相手に尻もちをつかせて背中をマットに向けさせる(テークダウン)
  • 寝技による攻防で、相手の肩を90度以上マットに向けさせたとき
  • 相手の胴を絞めて1回転する(ローリング)

4点

  • 相手を投げ、一瞬でも相手の肩を90度以上マットに向けさせたとき

試合の勝敗

以下の時、勝利となります。

  • 相手の両肩を1秒、マットにつけた場合
  • ポイントの差が、8点ついたとき
  • 警告(反則や消極的な闘いをしたときなどに課される)が3度あり、相手が警告失格となった場合

もしも、同点で終わった場合は、高いポイントを多くとった選手、警告が少ない選手、ラストポイントを取った選手が勝利となります。

スポンサードリンク

「フリースタイル」をもっと詳しく


「フリースタイル」は、全身を攻撃や防御に使用することができるレスリングの競技形式です。「グレコローマンスタイル」のように制約はありません。こちらは男子と女子の両方あります。

制限がなく全身に攻撃できるため、タックル中心の試合展開になることが多いです。

「フリースタイル」のポイント

1点

  • 相手を場外に出したとき(場外ポイント)
  • チャレンジ(ビデオチェックを要求)したが、審議の結果判定が変わらなかった場合(相手に1点)

2点

  • 投げ技で、相手の肩を90度以上マットに向けさせられなかった場合(コレクトホールド)
  • 攻撃側が反則した場合
  • 相手の背後に回り、両手・両ひざのうち3点をマットにつかせる(テークダウン)
  • 相手に尻もちをつかせて背中をマットに向けさせる(テークダウン)
  • 寝技による攻防で、相手の肩を90度以上マットに向けさせたとき
  • 相手の胴を絞めて1回転する(ローリング)
  • マットの中央で四つん這いになる片方を背後から攻める構えで2度目のフライング

4点

  • 相手を投げ、一瞬でも相手の肩を90度以上マットに向けさせたとき

5点

  • 寝技の状態から大きな投げで一瞬でも相手の肩を90度以上マットに向けさせたとき

「フリースタイル」の勝敗

基本的にはグレコローマンスタイルと同じですがポイントの差が8点ではなく、10点ついたとき勝利となります。

まとめ

以上、この記事では、「グレコローマン」と「フリースタイル」の違いについて解説しました。

  • グレコローマン:腰から下を攻防に使用できないレスリングの競技形式
  • フリースタイル:全身を攻防に使用することができるレスリングの競技形式

レスリングは多くの日本人選手も活躍しています。基本的なルールを知って、もっと楽しみましょう。

スポンサードリンク