見分けられる?「イタチ」と「テン」の4つの違い

違いのギモン

「イタチ」と「テン」は、見た目がよく似ていて、見分けがつかないと思ったことはありませんか。

どちらも同じ仲間なので、似ているのは確かですが、簡単に見分ける方法があります。この記事では、「イタチ」と「テン」の4つの違いを解説します。

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【1】生息地の違い

「イタチ」の生息地

「イタチ」が生息している範囲は広く、日本のほかにユーラシア大陸やアフリカ大陸、南北アメリカ大陸に生息しています。

日本に生息する「イタチ」を二ホンイタチといい、ユーラシア大陸に生息している「イタチ」をチョウセンイタチといいます。アメリカには、「イタチ」の仲間のイイズナやミンクが生息しています。

「テン」の生息地

「テン」の生息地は、日本のほかにユーラシア大陸や北アメリカ大陸、インドネシアに生息しています。

日本に生息する「テン」は3種類に分けられ、本州・四国・九州に生息するホンドテン、対馬に生息するツシマテン、北海道に生息するエゾクロテンがいます。

【2】見た目の違い

「イタチ」の見た目

「イタチ」の見た目は、鼻と顔周りが黒っぽく、口の部分は白です。

「テン」の見た目

「テン」の見た目は、夏毛のときは顔が黒っぽく、冬毛のときの毛色は2種類に分かれ、夏毛と同じように黒っぽい色でオレンジの喉元のスステンと、顔が白で体の毛は黄色のキテンがいます。上の画像がスステンで、下の画像がキテンです。

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【3】大きさの違い

「イタチ」の大きさ

「イタチ」の大きさは、体長が20cm~30cmで、しっぽの長さが7cm~15cm、体重は120g~600gほどです。

「テン」の大きさ

「テン」の大きさは、体長が40cm~55cmで、しっぽの長さが15cm~20cm、体重は900g~1500gほどです。

【4】希少性の違い

「イタチ」の希少性

「イタチ」は日本各地に広く分布していて、農作物を荒らすことや、人の家に住み着いて子供を作ってしまうこともあるため、害獣として扱われることが多いです。

「テン」の希少性

「テン」の狩りに行くときは、争いになるかもしれないので、2人で行ってはいけないといわれるくらい、「テン」の毛皮は高級です。

日本の「テン」は毛皮のために乱獲をされたので、数が減ってしまい、エゾクロテンは絶滅危惧種に指定されています。

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共通点

「イタチ」と「テン」の共通点は2つあり、1つ目は、実は「テン」も「イタチ」の仲間です。2つ目は雑食性だということです。そのため、小動物や魚、木の実など何でも食べます。

まとめ

以上、この記事では、「イタチ」と「テン」の4つの違いについて解説しました。

イタチテン
生息地日本・ユーラシア大陸・アフリカ大陸・南北アメリカ大陸日本・ユーラシア大陸・北アメリカ大陸・インドネシア
見た目鼻と顔周りが黒っぽく、口の部分は白夏毛:顔が黒っぽい

冬毛(スステン):夏毛と同じように黒っぽい色でオレンジの喉元

冬毛(キテン):顔が白で体の毛は黄色

大きさ比較的小型イタチより大きい
希少性害獣として扱われることが多い毛皮は高級品

「テン」のほうが「イタチ」よりも大型であることや、「テン」には夏毛や冬毛があることが分かりましたね。

「イタチ」や「テン」はとても凶暴なので、見かけても近づくのはやめましょう。
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