これで完璧!「クロコダイル」と「アリゲーター」の違い

違いのギモン

皆さんは、「ワニ」を英語で言うときに、「クロコダイル」「アリゲーター」この2つで迷ったことはありませんか?

どちらも聞いたことがある、でもどう使い分けられているのかわからない、という方も多いと思います。

どちらが正しいのか、この二つは何が違うのかについて見ていきましょう。

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結論:「クロコダイル」も「アリゲーター」もワニの種類の名前

実は、日本語では「ワニ」という分類しかされていませんが、実はワニとは種の名前ではなく、「ワニ目」というくくりの名前なのです。

そして、ワニ目は更に細かく種類分けすることができます。

それが「クロコダイル科」「アリゲーター科」「ガビアル科」です。

「クロコダイル科」について詳しく


日本で「ワニ」といわれて想像されるのは、大体このクロコダイルです。

イリエワニ、ナイルワニといった種がこのクロコダイル科に属します。

「クロコダイル科」の特徴

クロコダイル科の大きな特徴は下のような点です。

  • 大型の体(2~7メートル)
  • 獰猛(どうもう)な性格
  • V字型の尖った口
  • 熱を感知する器官がある
  • 口を閉じている時に歯が見えない
3種類を見分ける際のポイントとして、上から見た時の口の形があります。

また、熱を感知する器官はワニ目の中でもクロコダイル科にしかない特徴です。

クロコダイルは鱗(うろこ)が小さく規則正しいので、革製品にすると非常にきれいな模様になります。ワニ革の中でもクロコダイルの革は高級品です。

「クロコダイル科」の生息地

クロコダイルは下のように生息地が世界各地に分布しています。

  • アフリカ大陸
  • オーストラリア大陸北部
  • 南北アメリカ大陸
基本的に淡水域(河川、湖、沼など)に生息していますが、種によっては汽水域(淡水と海水が混在している領域)や海洋にも生息します。

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「アリゲーター科」について詳しく


アリゲーター科を代表するのはミシシッピワニなどです。

「アリゲーター科」の特徴

アリゲーター科の特徴として下のような点が見られます。

  • 比較的小柄な体(1~6メートル)
  • 温和な性格
  • U字型の丸い口
  • 口を閉じている時に歯が見える
性格だけでなく、見た目もクロコダイル科より優しげです。

アリゲーターの革もワニ革として売られていますが、クロコダイルのものより安くなっています。ワニ革として有名なカイマンという種類もこのアリゲーター科です。

「アリゲーター科」の生息地

主な生息地はかなり限られています。

  • 中国の長江下流
  • 南北アメリカ大陸

淡水域のみに生息しており、クロコダイルのようにそれ以外で生活することはできません。

「ガビアル科」について詳しく

あまり聞きなじみのないこちらのガビアル科ですが、それもそのはず、この科に属するのはインドガビアルの一種のみなのです。

「ガビアル科」の特徴


ガビアル科の大きな特徴としては2点あります。

  • 臆病な性格
  • 非常に細長い口
ガビアル科は他二つの科と異なり、ワニ革としては取り扱われていません。

「ガビアル科」の生息地

生息地は非常に限定的です。

  • インド
  • インドシナ半島

インドガビアルは流れのはやい川に生息しており、細長い口は魚を捕まえる時に非常に役立ちます。

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まとめ

ワニ目はクロコダイル科・アリゲーター科・ガビアル科の三つに分類されており、下の表のように様々な違いがあります。

クロコダイル科アリゲーター科ガビアル科
体格 大型(2~7m) 小型(1~6m) 中型(4~6m)
性格 獰猛(どうもう) 穏やか 穏やか
口の形V字型の尖った口U字型の丸い口非常に細長い口
生息地 世界各地 長江(中国)、南北アメリカ大陸 インド、インドシナ半島

見た目で判断するときには口の形の違いがわかりやすいので、覚えておくと役にたちそうですね。

ワニの写真などを見かけたら、それぞれの特徴を思い出してどの科のものなのか考えてみましょう!

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