「ボラティリティ」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ボラティリティ(Volatility)」です。
「ボラティリティ」の意味、種類、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

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「ボラティリティ」の意味をスッキリ理解!

ボラティリティ(Volatility):株価の変動率のこと

「ボラティリティ」の意味を詳しく

「ボラティリティ」とは、株価の変動率のことです。

「ボラティリティ」とは、株の価格の変動の度合いの大きさを示すものです。

広い意味では、あらゆる資産価値の価格変動の大きさを意味しますが、株価について使われることがほとんどです。変動する資産価値は株のほかにも以下のようなものがあります。

  • 土地の値段
  • 物件の値段
  • 金の値段

 

「ボラティリティが大きい」と言う場合には「価格の変動が大きい」という意味になり、反対に「ボラティリティが小さい」と言う場合は「価格の変動が小さい」という意味になります。

ボラティリティを数値化したものは、その商品のリスクを測る目安として利用できます。

「ボラティリティが大きい」場合はリスクが高く、「ボラティリティが小さい」場合はリスクが低いと考えられます。

 

「ボラティリティが大きい」場合は価格の変動が激しいわけですから、商品の価格が大暴落する可能性も高いのです。そのため「リスクが高い」ととらえられます。

一方で、価格の変動が大きいということは、商品の価格が大きく上昇する可能性も大きいです。つまり「ボラティリティが大きい商品」は「ハイリスクハイリターンな商品」であると言えるでしょう。

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「ボラティリティ」の種類

「ボラティリティ」は大きく2種類に分けられます。

「ヒストリカル・ボラティリティ」と「インプライド・ボラティリティ」です。それぞれHVとIVというように略されます。ふたつの「ボラティリティ」について詳しく説明します。

ヒストリカル・ボラティリティ

HVは過去の価格の変動率をもとに「ボラティリティ」を求める方法です。

それまでの価格の変化を数値化して、「ボラティリティ」を算出します。

 

インプライド・ボラティリティ

IVとは、その時点でのオプション価格から「ボラティリティ」を求める方法です。

オプション価格とは、「証券や商品をある一定期間に決められた価格で売買する権利の価格」のことです。要するに商品を売買する権利の値段のことを言います。「株価」とは異なるので注意しましょう。

オプション価格は以下の5つの要素によって決まります。

  • 株価
  • 権利行使価格
  • 満期までの残存期間
  • 金利
  • ボラティリティ

「ボラティリティ」以外の4つの要素は実際の市場でデータとして確認できます。

つまり、オプション価格と、それを構成する4つの要素をもとに「ボラティリティ」を逆算することができるのです。

この方法で求めたIVは予想変動率とも言います。投資家の期待や予測が反映された、将来の変動率を表すボラティリティ指標なのです。

「ボラティリティ」の使い方

「ボラティリティ」には以下のような使い方があります。

  1. ボラティリティが大きい商品は危険だ。
  2. ボラティリティが小さい商品は素人向けだと言える。

上の例文のように「ボラティリティが大きい」「ボラティリティが小さい」という表現をします。

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「ボラティリティ」の語源

「ボラティリティ」の語源は英語の “Volatility” です。

“Volatility” のもともとの意味は、「落ち着きのない性質」「移り気」という意味でした。

ここから、「価格の変動(移り変わり)」という意味で用いられるようになったと考えられます。

「ボラティリティ」の類義語

「ボラティリティ」には以下のような類義語があります。

  • 予想変動率:オプション価格から将来の変動率を予測したもの

「予想変動率」は「インプラント・ボラティリティ」の日本語名です。

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まとめ

以上、この記事では「ボラティリティ」について解説しました。

英語表記ボラティリティ(Volatility)
意味株価の変動率のこと
種類ヒストリカル・ボラティリティ
インプラント・ボラティリティ
語源英語の “volatility” から
類義語予想変動率

「ボラティリティ」は専門的な言葉であるため、少し理解が難しいと思います。分類や詳しい意味をしっかりと理解しておきましょう。

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