「汎用性(はんようせい)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「汎用性」です。

言葉の意味・使い方・「汎用性が高いもの」の具体例・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「汎用性」の意味をスッキリ理解!

汎用性(はんようせい):ひとつの用途だけではなく、さまざまなことに広く利用、応用できる性質

「汎用性」の意味を詳しく

「汎用性」とは、「ひとつの用途だけではなく、さまざまなことに広く利用、応用できる性質」のことです。

道具などの物体にはもちろん、言葉などの形がないものに対しても使うことができます。

もともと、複数の使い方ができるように作られたものはもちろん、本来の作られた目的とは別の使い方ができる場合にも「汎用性がある」「汎用性が高い」などと言い表すことができます。

「汎用性」の使い方

  1. どんなにひとつの機能に優れていても、汎用性が低くては意味がない。
  2. サバイバルへ持っていくものは、汎用性が高くないといけない。
  3. 新しいエネルギーは、汎用性のあるため、価格が高くなりそうだ。

上の例文のように「汎用性が高い」「汎用性が低い」という使い方をすることが多いです。

また、「汎用性がある」「汎用性がない」という表現でも使われます。

「汎用性が高いもの」の具体例

「汎用性という言葉は、物体にも、形がないものにも使うことができる」と言いました。具体的にはどのようなものが「汎用性が高い」のかを見ていきましょう。

「汎用性が高いもの」の具体例としては、「万能ナイフ」が挙げられます。「アーミーナイフ」や「十得ナイフ」とも呼ばれます。

以下のような機能をコンパクトにまとめた道具です。

  • ナイフ
  • 缶切り
  • のこぎり
  • 栓抜き
  • ハサミ

ここにさらに「ドライバー」「ものさし」「やすり」などの機能が加わることもあります。単純に機能がたくさんついているので「汎用性が高い」と言えます。

また、形のないものの具体例では、「エモい」などの言葉が挙げられます。「エモい」とは、「感情が動かされること」を表す若者言葉です。

「感情的な」などの意味の英単語 “emotional” (エモーショナル)が由来しています。              

「エモい」は、「感情が動かされる場面」であればどこでも使うことができるので「汎用性が高い言葉である」と言えるでしょう。   

「汎用性」の由来

「汎用性」という漢字には、以下のような意味があります。

  • :ひろくゆきわたる
  • :役に立つ・働きがあること
  • :性質

つまり、「汎用性」とは、「ひとつに限らず、広い場面で役に立つ性質」という意味の漢字であることがわかります。

「汎用性」の類義語

「汎用性」には以下のような類義語があります。

  • 多目的性:同時に複数の目的をもっていること
  • 多機能性:道具や設備などが、さまざまな働きを備えていること
  • 多用途性:多くの使い道があるということ
  • 万能性(ばんのうせい):何にでも役立つこと
  • 凡庸性(ぼうようせい):ありふれていて特に目立った点も認められないという性質

「汎用性」の対義語

「汎用性」には以下のような対義語があります。

  • 専門性:特定の分野についてのみ深く関わっているさま

「汎用性」の英語訳

「汎用性」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • versatility
    (汎用性)

まとめ

以上、この記事では「汎用性」について解説しました。

読み方汎用性(はんようせい)
意味ひとつの用途だけではなく、さまざまなことに広く利用、応用できる性質
「汎用性が高いもの」の具体例万能ナイフ、「エモい」という言葉
由来「ひとつに限らず、広い場面で役に立つ性質」という意味の漢字から
類義語多目的性、多機能性、多用途性、万能性、凡庸性
対義語専門性
英語訳 versatility(汎用性)

類義語の意味まで、しっかりと理解しておけるといいですね。