「バリデーション」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「バリデーション」です。
「バリデーション」の意味、分野ごとの「バリデーション」の意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

「バリデーション」の意味をスッキリ理解!

バリデーション(validation):検証・実証・認可・妥当性の確認

「バリデーション」の意味を詳しく

「バリデーション」の意味は、「検証・実証・認可・妥当性の確認」です。

文章によってどの意味で使われているのか判断する必要があります。

また、「バリデーション」は「意味・内容」ではなく「形式・手法」を検証する際に用いられることが大きいです。あるものごとの「質がや善悪」を検証するのではなく、「システムや手法の正当性」を検証するのです。

たとえば、「文章をバリデーションする」と言う場合には、「文章の内容の良し悪しを検証する」のではなく、「文章の形式が正しいかを検証する」などの意味になるのです。

分野ごとの「バリデーション」の意味

「バリデーション」は以下のような分野で使われます。

  • 医療
  • IT
  • 介護

医療における「バリデーション」の意味

「バリデーション」は、医療の分野でよく使われる言葉です。

医療における「バリデーション」の意味は、医薬品や医療機器の製造工程や方法が、目的のものを製造するのに最適かどうかを検証する一連の業務を指します。その製造方法に、科学的な正当性があるかどうか、妥当性があるかどうかを検証するのです。

厚生労働省は、「バリデーション」を「製造所の構造設備ならびに手順、工程その他の製造管理及び品質管理の方法が期待される結果を与えることを検証し、これを文章化すること」と定義しています。

医薬品などの製造業者には、製造管理と品質管理などをきちんと行うためにも、バリデーションを行うことが義務付けられています。

ITにおける「バリデーション」の意味

ITにおける「バリデーション」の意味は、「入力場所、書式設定、データの形式等が、規定のマニュアルどおりであるか確認すること」です。

IT業界では、データの入力などの作業が多くあります。その場合には形式が厳しく規定されるのです。

この形式通りになっているかを検証する作業がITにおける「バリデーション」です。

介護における「バリデーション」の意味

介護業界において「バリデーション」とは、「認知症の人が大声を出したり、徘徊をしたりすることにも、全て意味がある行動として考える態度」です。

アルツハイマー型認知症などの高齢者とコミュニケーションを行うための方針の一種とも考えられます。

「バリデーション」の使い方

「バリデーション」には以下のような使い方があります。

  1. 上司に命じられてバリデーション作業を行っている。
  2. バリデーションを行って、最終確認をします。
  3. 不具合がないか確かめるために、バリデーションする。

上のように、「バリデーションする」「バリデーションを行う」などの形で使われます。

「バリデーション」の語源

「バリデーション」の語源は英語の “validation” です。

英語の “validation” には、以下のような意味があります。

  • 批准
  • 確認

「バリデーション」の類義語

「バリデーション」には以下のような類義語があります。

  • ベリフィケーション:設計品質どおりの製品が製造できたかを確認すること
  • コンファーム:最終的な確認・強い確認

「バリデーション」が「形式の確認」であることに対して「ベリフィケーション」は「質の確認」を表します。

「コンファーム」は、「確認」の意味ですが、「形式的な確認」と言うよりも「強く確認すること」というニュアンスが強いです。

まとめ

以上、この記事では「バリデーション」について解説しました。

英語表記バリデーション(validation)
意味検証・実証・認可・妥当性の確認
語源「確認」という意味の英単語 “validation”
類義語ベリフィケーション、コンファーム

「バリデーション」は、あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、この機会に使い方を理解しておきましょう。