「雲霞(うんか)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「雲霞(うんか)」です。

言葉の意味・使い方・英語訳についてわかりやすく解説します。

「雲霞」の意味をスッキリ理解!

雲霞(うんか):雲と霞、大勢の人々が群がり集まること

「雲霞」の意味を詳しく


「雲霞」とは、「雲と霞(かすみ)」「大勢の人々が群がり集まること」です。

1つめの「雲と霞」は、読んで字のごとくの意味を表しています。「霞」とは、主に春の時期に山の麓のあたりなどに白く掛かる霧のことや、遠景がぼんやりと見えている現象のことを言います。

 

2つめの「大勢の人々が群がり集まること」という意味は、人々の様子を雲と霞にたとえたものです。人が群がり集まっている様子が雲や霞のように見えることから、このように使われるようになりました。

具体的に、人々が集まる場面をイメージしてみましょう。たとえば、アイドルグループのコンサートやコミックマーケット(通称コミケ)、市民が起こすデモ、日常場面で言えば渋谷のスクランブル交差点などがあります。

これらの場面で人々が押し寄せる様子をイメージしてみると、雲が流れてたり動いていたりする様子と重なりませんか。このように考えてみると、言葉の意味を掴みやすいですね。

「雲霞之交(うんかのまじわり/うんかのこう)」

雲霞が含まれる四字熟語に、「雲霞之交」があります。

「雲霞之交」は、一般的な関係を超越した交友関係のことという意味の四字熟語です。

 

この場合の雲霞は、先ほど説明した2つの意味のひとつめの意味で用いられています。「雲と霞がたなびく場所」という意味から、仙人などの俗世を超越した者が住んでいる場所の例えとして用いられています。

「俗世を超越したもの同士の交友関係」という意味から、この四字熟語は一般的な関係を超越した交友関係のことを表すものとして使われています。つまり、気を使う必要がなかったり、互いに信頼し合えたりするような非常に仲の良い友人関係のことを表すのです。

「彼は心から信頼のおける友人で、私と彼は異性同士だけれどもまさに雲霞之交である。」などと使います。

「雲霞」の使い方

「雲霞」は、以下のように使うことができます。

  1. 年末のビッグセールに押し寄せた人々は、まさに雲霞のごとき様子だった。
  2. 2019年の夏に行われたコミックマーケットでは、史上最多の73万もの人々が雲霞のごとく会場に押し寄せてた。
  3. 池にパンを投げると、たくさんの鯉が雲霞のごとく集まってくる。
①の例文では、文章の中で「大勢の」などの具体的に数を表す表現は用いられていませんが、たくさんの人々が集まっていることが分かります。お正月の福袋や新春セールなども、人々が雲霞のごとく押し寄せる例です。

②の例文は、実際に2019年の夏に開催されたコミックマーケットに多くの人々が押し寄せた様子を雲霞に例えて表現したものです。

③の例文のように、人以外の様子を表す際にも用いられることがあります。この場合も、多くのものが群がり集まっているという根本的な意味は変わりません。

「雲霞」の英語訳

「雲霞」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • a cloud of
    (雲状の、大勢の)
  • horde
    (大群)
  • swarms great numbers of
    (雲霞のごとき)
  • come on in swarms
    (雲霞のごとく押し寄せる)

まとめ

以上、この記事では「雲霞」について解説しました。

読み方雲霞(うんか)
意味雲と霞、大勢の人々が群がり集まること
英語訳a cloud of(雲状の、大勢の)

「雲霞」が使われる場面を具体的にイメージすることができましたか。人々がたくさん場面に遭遇することがあれば、ふとこの言葉を思い出してみてください。

「雲霞」の意味を覚え、正しく使えるようにしましょう。