四字熟語「雲外蒼天(うんがいそうてん)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「雲外蒼天(うんがいそうてん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「雲外蒼天」の意味をスッキリ理解!

雲外蒼天(うんがいそうてん):どんな困難があっても、努力を続ければ必ず状況は好転するということ

「雲外蒼天」の意味を詳しく

「雲外蒼天」とは、たとえさまざまな困難や悩みがあっても、努力を続けていれば、必ず道は開けるという意味の四字熟語です。座右の銘や、人を激励する言葉として使われることが多いです。

「雲外」は雲の上や空のはるか彼方、「蒼天」は青空を意味します。つまり、「雲外蒼天」は、文字通りの解釈をすると、雲の上には青空が広がっているという意味になります。

そこで、「雲」を「さまざまな困難」、「蒼天」を「好転した状況」にたとえて、努力の先には必ず道が開けていることを意味するようになりました。

「雲外」と「蒼天」の意味
  • 雲外:さまざまな困難を乗り越えた先
  • 蒼天:好転した状況

実際、雲の上に青空があるのは事実です。そのため、「雲外蒼天」には、「努力の先には必ず光がある」という激励のニュアンスがあります。

また、「雲外蒼天」は、「雲外に蒼天あり」とも言います。

「雲外蒼天」の使い方

  1. 彼は受験勉強で苦労しているが、雲外蒼天の気持ちで取り組めば、きっと報われるはずだ。
  2. 自分より上手い選手は数多くいるのが現状だが、雲外蒼天の意志でプロになると決意した。
  3. 幾多の挫折を乗り越えて、全国大会を優勝することができた。雲外蒼天の極みだ。
①の「雲外蒼天の気持ち」は、思うようにいかない事態になっても、受験勉強にまっすぐ向き合い続ける姿勢を表現しています。

②の「雲外蒼天の意志」は、ライバルがたくさんいる現状を認めつつ、諦めずにプロを目指すという心構えを指しています。

③の「雲外蒼天の極み」とは、さまざまな挫折を乗り越えて、全国大会優勝を成し遂げた際の感極まる心情を表しています。

「雲外蒼天」の類義語

「雲外蒼天」には以下のような類義語があります。

  • 開雲見日(かいうんけんじつ):不安が消え去り、希望が持てるようになること
  • 撥雲見日(はつうんけんじつ):不安が消え去り、希望が持てるようになること
  • 撥雲見天(はつうんけんてん):不安が消え去り、希望が持てるようになること

3語とも、雲が開けて日の光が見えるという意味から派生し、心配事が消え去って希望が見出せるようになることを指します。雲を不安、日を希望にたとえています。

「雲外蒼天」の英語訳

「雲外蒼天」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • sky beyond the clouds azure sky
    (雲外蒼天)
  • There is always light behind the clouds.
    (雲の後ろにはいつも光がある)

sky beyond the clouds azure sky は、直訳です。「雲の上には青空が広がっている」という意味です。azure sky は「蒼天」を意味します。

“There is always light behind the clouds.” も、直訳に近いです。azure sky(蒼天)を light(光) という単語で表現しています。

まとめ

以上、この記事では「雲外蒼天」について解説しました。

読み方雲外蒼天(うんがいそうてん)
意味どんな困難があっても、努力を続ければ必ず状況は好転するということ
類義語開雲見日、撥雲見日、撥雲見天
英語訳sky beyond the clouds azure sky
There is always light behind the clouds.

「雲外蒼天」は、普段使うことは少ないかもしれませんが、意味は字面の通りです。雲を困難に、青空を良い結果にたとえた表現です。ぜひとも意味や使い方を押さえてきましょう。