「痛快(つうかい)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「痛快(つうかい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「痛快」の意味をスッキリ理解!

痛快(つうかい):非常に愉快である様子

「痛快」の意味を詳しく


「痛快」には、すっきりと愉快な気持ちという意味があります。

「痛」という字には、「痛む」や「悩む」という意味のほかに「非常に」という意味があります。また、「快」という字には「こころよい」や「気持ちよい」という意味があります。

これらの字が組み合わさって「非常に心地がよい」という意味になるのです。

「痛快」の使い方

  1. そのドラマで悪人が成敗された様子は、痛快だった。
  2. あのテニス選手は、痛快なほど見事なサーブを決めた。

上記の例文のように、「痛快」は「痛快だった」「痛快な」など、物事に対する感想を言う形でよく使われます。

①の例文では、「悪人」が成敗されたことに対し、胸がすくようなすっきりとした気持ちを「痛快」という言葉で表しています。

②の例文では、「見事なサーブ」を見て小気味良さを感じています。①の例文のような、もやもやした感覚がすっきりする感覚とは異なりますが、見ていて気分がよくなる様子がわかります。

「痛快」の類義語

痛快には以下のような類義語があります。

  • 愉快:おもしろく楽しいこと
  • 面白い:思わず笑いたくなるような気持ち
  • 満足:心が満ち足りること
「愉快」は、楽しく気持ちのいいことを表す言葉です。程度は「痛快」の方が大きい印象を与えますが、「愉快」は「痛快」よりも広い場面で使えます。

「面白い」は「愉快」よりもより軽く、「楽しい」という気持ちを表すことができる言葉です。基本的には思わず笑ってしまうような気持ちになったときに使いますが、興味をそそられるもの全般を対象にすることができます。

たとえば、「それは面白いアイデアだね」といったときには、「笑ってしまうような楽しいアイデア」という意味ではなく、「独創性があって興味深いアイデア」という意味になります。

このように、「愉快」「痛快」に比べてより頻繁的に使えるのが「面白い」の特徴です。

 

「満足」は、自分の思ったように物事が運んでいるときに感じる気持ちです。なにか不満な点がなく、満ち足りている様子を表します。

「こころよい」という意味で「痛快」「愉快」「面白い」と共通しますが、「満ち足りる」というニュアンスは「満足」のみが持ちます。

「愉快」「痛快」「面白い」は、必ずしも予想や期待していた結果通りに物事が進んだ場合に使う必要がありません。一方で「満足」は、なにか期待していた未来があり、それにかなうかどうか、という基準で使われます。

ニュアンスの違いでうまく使い分けられるようにしましょう。

「痛快」の対義語

痛快には以下のような対義語があります。

  • 不快:おもしろくなく、気分が悪いこと

「不快」は、気分を害されたときに感じる嫌な気持ちのことです。

「痛快」は「愉快」の程度が大きい場合に使える言葉ですが、「不快」には程度の大きさで上位となる言葉がありません。

そのため、「不快」は、「愉快ではない」という場合にも「痛快ではない」という場合にも使われます。

「痛快」の英語訳

痛快を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • enjoyable
    (楽しい)
  • gratifying
    (満足させる)
enjoyableはenjoyを形容詞にした形で、愉快な気持ちを表します。

「私はそれを痛快に思った」と言いたいときには、主語に「痛快」である対象を置き、 “It looks enjoyable.” などと表現します。 “I am enjoyable.” などと表現するのは誤りですので、注意しましょう。

Gratifyingは、enjoyableに対し、「満足」というニュアンスが強くなる言葉です。

「痛快な一打」など、痛快である対象を修飾したいときにはgratifying、「その一打は痛快だった」など、「痛快だった」と言いたいときにはgratifiedを使いましょう。

まとめ

以上、この記事では「痛快」について解説しました。

読み方痛快(つうかい)
意味非常に愉快である様子
類義語愉快、面白い、満足
対義語不快
英語訳enjoyable(楽しい)

「この上なく気持ちがいい」など、「痛快」は最上級の面白さを表すことができる便利な言葉です。「ここぞ」という場面で使えると、表現の幅が広がって楽しくなりますね。