「逢瀬(おうせ)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「逢瀬(おうせ)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「逢瀬」の意味をスッキリ理解!

逢瀬(おうせ):恋愛感情のある男女が隠れながら会うこと

「逢瀬」の意味を詳しく

逢瀬は、恋愛感情を持った男女同士が周りの目を気にしながら会うことを指します。逢瀬は一般的に「おうせ」と読みますが、「あうせ」と読むこともあります。

「逢瀬」の「逢」には、「恋愛関係の男女が会う」という意味があります。また「瀬」は場所や機会を表す言葉であるため、これら2つが重なって上記のような意味となっています。

また、逢瀬は古文でも「逢う瀬」という形で登場します。この時の「逢う瀬」は「男女が会う機会」という意味です。

「逢瀬」の使い方

  1. 彼女がいるにも関わらず、他の女性と逢瀬を重ねてしまう。
  2. 束の間の逢瀬を精一杯楽しむ。
  3. ようやく逢瀬を遂げることができた。

逢瀬は上記の例文のように、「逢瀬を重ねる」「束の間の逢瀬」「逢瀬を遂げる」といった表現で使われます。

一つ目の例文にある「逢瀬を重ねる」とは、「恋愛感情を持った男女が繰り返し会う機会を設ける」という意味であり、不倫や浮気などを言い表す際によく用いられる表現です。

 

二つ目の例文にある「束の間の逢瀬」とは、「愛し合っている男女が会う僅かな時間」という意味です。逢瀬には「隠れながら会うこと」という意味があるため、人目を気にして僅かな時間しか会うことができない男女の儚さが表現されています。

また、二つ目の例文には「逢瀬を楽しむ」という表現も含まれています。これは「人目をしのんで会うことに満足する・嬉しく思う」という意味です。

三つ目の例文にある「逢瀬を遂げる」とは、「人目を忍んで会うことができた」という意味で、隠れて相手に会うという目的を達成したことを表現する言葉です。

「逢瀬」の由来

逢瀬の由来は川の流れです。逢瀬の「瀬」には、「流れが速く様々な場所から水が流れ込む場所」という意味があります。

逢瀬は元々「川の流れの出会い」という意味でした。これが人に対しても使われるようになり、「逢」の字の意味が強く出るようになって現在のような使い方をするようになりました。

「逢瀬」の類義語

逢瀬には以下のような類義語があります。

  • 逢引(あいびき):互いに愛している男女が隠れて会うこと
  • 密会:こっそりと会うこと
  • 忍び会い:男女が人目を避け、ひそかに会うこと

逢瀬と逢引は「逢」の字が共通していることもあり、紛らわしい言葉です。逢瀬は会う機会に重点を置いているのに対し、逢引は会えることそのものに重点を置いているという点で異なります。

また、逢瀬は逢引と比べると古い表現であるため、近年では逢引が一般的に使われます。

逢瀬では「逢」の字を「おう」と読むのに対して逢引では「あい」と読むため、この点にも注意が必要です。

「逢瀬」の対義語

逢瀬には以下のような対義語があります。

  • 決別:相手と距離を置くこと
  • 別れ:相手と離れ離れになること
  • 絶縁:関係を絶つこと

「逢瀬」の英語訳

逢瀬を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • tryst
    (逢瀬)

trystは、「恋をしている男女が会う約束をすること、ひそかに会うこと」という意味の単語です。そのため、逢瀬を表したい場合にも使用することができます。

まとめ

以上、この記事では「逢瀬」について解説しました。

読み方逢瀬(おうせ)
意味恋愛感情のある男女が隠れながら会うこと
由来川の流れ
類義語逢引、密会など
対義語決別、別れなど
英語訳tryst(逢瀬)

逢瀬は恋愛感情を持った男女が隠れて会うことを表した言葉です。古文にも度々登場する歴史ある言葉であるため、ぜひ意味や使い方を覚えて使えるようにしましょう。