故事成語「虎の尾を踏む」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「虎の尾を踏む(とらのおをふむ)」です。

「虎の尾を踏む」の意味、例文、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「虎の尾を踏む」の意味をスッキリ理解!

虎の尾を踏む(とらのおをふむ):非常に恐ろしいこと、もしくは非常な危険を犯すことのたとえ

「虎の尾を踏む」の意味を詳しく

「虎の尾を踏む」とは、非常に恐ろしいこと、もしくは非常な危険を犯すことのたとえです。

そして、「危うきこと虎の尾を履むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)」「虎尾を履む」などと表記されることもあります。

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「虎の尾を踏む」の例文

  1. 学校一の不良と呼ばれるあいつに喧嘩をふっかけるなんて虎の尾を踏むようなものだ。
  2. 私は自分では気づかないうちに虎の尾を踏んでしまったのかもしれない。
  3. 私は細心の注意を払い、虎の尾を踏むような行為だけはしないようにしている。

➋の例文のように、「虎の尾を踏む」は「踏む」を活用させて用いることもあります。

「虎の尾を踏む」の由来

「虎の尾を踏む」の出典は『易経(えききょう)』の「履卦」という章です。

この章の中に「虎尾を踏む、人を咬(か)まず」という表現が出てきます。

この表現は「その行為の危険さは恐ろしい虎の尾を踏むのに値する。なぜなら虎はただでさえ恐ろしい猛獣なのに、尾を踏むなんてかみ殺されても不思議ではない」という意味を表しています。

『易経』

『易経』とは古代の中国の書物です。

占いの方法やその解釈などについて書かれています。

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「虎の尾を踏む」の類義語

「虎の尾を踏む」には以下のような類義語があります。

  • 危うきこと虎の尾を踏むが如(ごと)し
  • 危うきこと累卵(るいらん)の如し
  • 蜘蛛(くも)の巣で石を吊(つ)る
  • 氷に座(ざ)す
  • 氷を歩む
  • 重卵より危うし
  • 深淵に臨んで薄氷を履(ふ)むが如し
  • 虎の口へ手を入れる
  • 薄氷を履むが如し
  • 竜の頷(がん)の珠(たま)を取る
  • 竜の鬚(ひげ)を撫で虎の尾を踏む
  • 累卵の危うき
  • 累卵より危うし
  • 剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)

「虎の尾を踏む」の英語訳

「虎の尾を踏む」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • to step on a tiger’s tail
    (虎のしっぽを踏む)
  • to take a great risk
    (大きなリスクをとる)
  • to play with fire
    (火で遊ぶ)
  • To rest on an inverted pyramid
    (さかさまになったピラミッドの上で休む)
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まとめ

以上、この記事では「虎の尾を踏む」について解説しました。

読み方虎の尾を踏む(とらのおをふむ)
意味非常に恐ろしいこと、もしくは非常な危険を犯すことのたとえ
由来『易経』の「虎尾を踏む、人を咬まず」という表現から
類義語危うきこと虎の尾を踏むが如し、蜘蛛の巣で石を吊る、竜の鬚を撫で虎の尾を踏む、など
英語訳to step on a tiger’s tail
(虎のしっぽを踏む)

「虎の尾を踏む」は有名な故事成語なので聞いたことがあるという人も多かったのではないでしょうか。

機会があったら自分でも使ってみるのもいいかもしれません。

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