「トピックス」の意味とは？使い方から類語や日経平均との違いまで

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「トピックス」です。
「トピックス」の意味、使い方、語源、類義語、日経平均株価との違いについて分かりやすく解説します。

☆「トピックス」をざっくり言うと……

「トピックス」とは？

「トピックス」の意味を詳しく

「トピックス」には以下のふたつの意味があります。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

話題

トピックスのひとつめの意味は話題です。

以下のようなニュアンスで使われることもあります。

意味は広く、文脈によって上記のようなさまざまなニュアンスで使用されます。

東証株価指数

トピックスのふたつめの意味は東証株価指数です。Tokyo Stock Price Indexの頭文字を取った略語です。

東証株価指数は東証一部に上場しているすべての銘柄を対象とする、日本を代表する株価指数です。各企業の時価総額を合計し、1968年1月4日の時価総額を100として算出しています。

トピックス(TOPIX)を見ることで、日本の現在の景気の状況を知ることができます。

ちなみに、トピックス(TOPIX)は東証一部に上場しているすべての銘柄を対象としているため、新規上場や東証一部への変更などで新たにトピックス(TOPIX)の対象となる銘柄が現れることがあります。

新しくトピックス(TOPIX)に銘柄を組み入れることを「トピックス組み入れ」と呼びます。

「トピックス」の使い方

❸の例文では「東証株価指数」という意味でトピックス(TOPIX)が用いられています。

「トピックス」の語源

トピックスの語源はギリシア語で「場所」という意味のtoposです。

以下のような流れで英語になっています。

英語のtopicの複数形が「トピックス」としてカタカナ語になったのです。

「トピックス(topics)」の類義語

トピックスには以下のような類義語があります。

「トピックス(TOPIX)」と日経平均株価の違い

トピックス(TOPIX)と日経平均株価の意味はそれぞれ以下のとおりです。

日経平均株価が225銘柄で算出されるのに対し、トピックス(TOPIX)は2,000以上の銘柄を対象としています。

そのため、トピックス(TOPIX)は日経平均株価と比べて1社の株価の影響を受けにくいという特徴があります。

「トピックス(TOPIX)」の種類

トピックス(TOPIX)には以下のような種類があります。

この7つの指数は「TOPIXニューインデックスシリーズ」と呼ばれています。

まとめ

以上、この記事では「トピックス」について解説しました。

トピックスにはふたつの意味がありました。混同して使わないように気をつけたいものです。